• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。今回は、安産祈願に神社からいただいた腹帯のリメイクに挑戦します。

    いい加減「腹帯」をなんとかしよう

    新年度を迎えるにあたり、家の片付けをしたんですが、そこでいい加減に「腹帯」をなんとかしようと思いました。

    画像1: いい加減「腹帯」をなんとかしよう

    安産祈願に行った際に神社でいただいた腹帯です。出産後は、赤ちゃん用のスタイにしたり、甚平にしたりと、色々な活用法があっていいなぁと思っていました。

    でも未だに私はミシンも使えないしどうしよう? どこかに頼んでつくってもらおうかな? なんて思って調べてみたものの、なかなかいいお値段でして。それならばやっぱり自分でつくろうと思ったのです。

    ところが日々の忙しさに追われ、正直めんどくさいが勝ってきました。捨てるには忍びないけれど、かと言って使い道も見つからないまま早数ヶ月。

    片付けついでに防災リュックを見直している時のことです。そういえば子どもたちのオムツってどれくらい入れておけばいいんだろう? と思いました。

    なんとなく5枚ずつ入れていますが、いざ避難となったら絶対に足りないはずです。こういう時に布オムツがあれば、洗って何度でも使えていいのかもしれないなぁ。

    そこで思いつきました。あの腹帯で布オムツをつくればいいのではないか! 防災リュックに入れておけば気持ち的にも安心です。

    画像2: いい加減「腹帯」をなんとかしよう

    でも腹帯でオムツなんてつくっていいのかしら? 早速SNSで検索すると、そもそも昔は腹帯をオムツに仕立てて使っていたらしいですね。それに、赤ちゃんに必要なものをつくるのに、怒る神様などいるはずがない。とのこと。

    そりゃそうか。安心して、次はオムツのつくり方を検索しました。

    すると、まぁ簡単。よき長さに切って半分に折って端っこを合わせて縫うだけです。ミシンじゃなくても手縫いでもできます。さっそくつくりはじめてみると、3枚が20分ほどでつくれました。

    これでずっと抱えていたモヤモヤが晴れました。無駄にせず、しかも今の私にぴったりの活用法を見つけて満足です。

    そのうち子どもたちのオムツが取れて必要なくなったら、タオル代わりにしたり、何かと布は役に立ちそうなので、そのまま入れておくのもありですよね。

    画像3: いい加減「腹帯」をなんとかしよう

    もったいないと言えば、子どもの服ももったいないなぁと思います。今はまだ下の子にお下がりで着せたりできますが、そのうちそれも必要なくなると、まだまだ使えるのに捨てるのは気が引けるなぁ。

    手芸が得意ならパッチワークなんかにしたりするんでしょうかね? 波縫いしかできない私にはかなりの高等技術ですが、今のうちに色々考えて、いい加減にミシンの使い方も覚えようと思います。

    「それ、もう何年も言ってることだね。」という声が聞こえてきそうで赤面しちゃいます。



    画像4: いい加減「腹帯」をなんとかしよう

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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