オイル不使用！ ストウブ鍋でつくる、ヘルシーな蒸し煮料理

プロの愛好者も多い、フランス生まれの鋳物ホーロー鍋「ストウブ」。

その最大の魅力は、水を加えずに、食材が持つ水分だけで調理ができること。

少ない調味料で食材のうま味をぐっと引き出し、おいしい料理が手軽につくれます。

はじめてのストウブ無水調理「スタミナ牛煮込み」のつくり方。ストウブで煮込み5分！ごはんにのせて牛丼風にも／大橋由香さん

無水料理がおいしくできる、鋳物ホーロー鍋「ストウブ」。料理研究家の大橋由香さんに、ストウブ鍋を使った無水煮込み料理「スタミナ牛煮込み」のつくり方を教えていただきました。オイスターソースのうまみ＆ピリッと一味でパンチのある味わいです。（はじめてのストウブ無水調理』より）

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本記事では、ストウブ鍋料理の先駆者として多数のレシピ本を出版している、料理研究家の大橋由香さんに、ストウブ鍋を使った無水蒸し煮料理「鶏むね肉とセロリのナンプラーレモン蒸し」のつくり方を教えていただきました。

肉や野菜を重ねてシンプルに蒸す「蒸し煮」は、オイルを使わずに調理できて、とってもヘルシー。

材料を入れる順番を工夫すれば、野菜はぐっと甘く、肉や魚はしっとりやわらかく仕上がります。

ストウブで蒸し煮3分！
鶏むね肉とセロリのナンプラーレモン蒸しのつくり方

ナンプラーのうま味にレモンの酸味を合わせた、さわやかな蒸し煮。

鶏むね肉とセロリ、プチトマトで、あっさりと軽めに仕上げます。

セロリは薄切りにしてやわらかく、弱火スタートで水分を出しやすくして。

厚揚げを加えることで、ボリュームとコクをアップさせました。

材料（2人分）

つくり方

１　ストウブ鍋にセロリ、鶏肉（広げて・写真a）、厚揚げ、プチトマト、Bの順に入れ（写真b）、ふたをして弱火にかける。

２　ふたのすきまから蒸気が出たら、ごく弱火で3分加熱する。

〈撮影／木村 拓（東京料理写真）　スタイリング／大畑純子〉

※ 本記事は『はじめてのストウブ無水調理』（主婦と生活社）からの抜粋です。

大橋由香（おおはし・ゆか）

料理研究家、神奈川県厚木市のストウブビストロ「はるひごはん」店主。調理学校を卒業後、フレンチレストランなどで経験を積み、結婚、出産を経て2014年にお店をオープン。企業のレシピ開発、雑誌やWEBでのレシピ紹介、イベント講師等で活躍中。オンライン料理教室、YouTube「ずぼら料理教室」主宰。2011年よりツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパンから依頼を受け、百貨店での調理デモンストレーションを全国で開催。食と運動の大切さを広めるべく、2023年にパーソナルジム「はるひボディプラス」をオープン。著書に『「ストウブ」だから手間なしでおいしい無水煮込み』『「ストウブ」だから野菜がおいしい無水煮込み』（ともに主婦と生活社刊）など多数。