• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。ゴールデンウィークに、家族で福島へ帰省した白鳥さん。

    楽しかった、2024年のゴールデンウィーク

    みなさんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか? 私は後半から実家のある福島に家族で帰省し、賑やかに過ごして参りました。

    今年は息子が初節句ということもあり、そのお祝いにみんなでゴハンを食べに行ったり、「カルチャーパーク」という遊園地や、「岩瀬牧場」という牧場に行ったりして、こんなに分かりやすくゴールデンウィークを楽しんだのは何年振りだろうと思いました。

    画像1: 楽しかった、2024年のゴールデンウィーク

    「カルチャーパーク」は私が小学生の頃にできた遊園地です。この施設の全てが大好きでした。

    プールもあるので、夏休みには学童保育の仲間たちと午前中は遊園地、昼は芝生の広場でお弁当を広げて、午後からはプール。という定番のコースで遊ぶ1日を、今か今かと待っていました。

    そんなに心酔していた「カルチャーパーク」だったのに、今やすっかり忘れていることが多くて驚きました。

    そりゃそうか、30年振りに行くのだから。と、思ってまた驚愕です。30年振りですって。

    いつの間にそんなに月日が経ったんだろうと、ほんのり寂しさを覚えつつも、子どもが生まれたから、こうしてまた来ることができたんだなぁと、ありがたい気持ちにもなりました。

    「岩瀬牧場」の歴史は古く、明治天皇の指示で開墾され、その後、伊藤博文内閣の時に宮内庁直営に指定された牧場なんだそうです。

    今はポニーやヤギ、ウサギなどの動物と触れ合えたり、トラクターに乗って牧場内をまわるツアーがあったりと盛りだくさんでした。

    画像2: 楽しかった、2024年のゴールデンウィーク

    娘にやらせたいと言いつつ、本当は私が1番やりたかったのがウサギのお散歩「うさんぽ」です。

    広い芝生で、リードをつけたうさぎとお散歩できるなんて、夢のようじゃありませんか。ふわふわのうさぎに触れて、エサもあげられて、大人も楽しい。

    毛並みの柔らかさ、生き物の温かさ、目、耳、鼻、口、全てが娘にとって新鮮な発見だったようで、なによりでした。

    福島はまもなく田植えの時期ということもあって、水が張られた田んぼは、それはそれはキレイでした。特に夕暮れ時は、空の様子を水が写して幻想的でした。

    画像3: 楽しかった、2024年のゴールデンウィーク

    住んでいた頃はなんてことない風景の1つだったものが、私の土台に特別なものとして存在しているのだなぁと思います。

    この連休中は、いつもは忘れているそれが、呼び覚まされるようにぶるぶるっと震え、蓋をしていた苦い記憶まで顔を出したりして笑えました。

    恥ずかしい思い出と、懐かしい記憶と、新しい体験をこれからも織り重ねて、過ごしていきたいなぁと思った5月の思い出です。



    画像4: 楽しかった、2024年のゴールデンウィーク

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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