• ごみ箱の中に入れるポリ袋(レジ袋)、どんなふうに入れていますか? ごみ箱の外側に折り返してしまうと生活感が一気に丸出し……。かといって、見えないようにポリ袋を入れるだけでは、ごみがポリ袋からはみ出してしまうことが多々あります。そこで、主婦の三倉佐和さんが生み出した、目から鱗のごみ袋のかけ方のアイデアを紹介します。

    100均アイテムを活用して、おしゃれなごみ箱に

    「かごが好きなのですが、お気に入りのかごをごみ箱の代わりにしようと思ったとき、そのままごみを入れるのは、躊躇してしまいますよね。なので、ポリ袋やレジ袋をかけるのは必須だけれど、その袋が外に見えないようにできないかと考え、思いついたのがこの方法です」

    使うのは100円ショップに売っているバッグの底板

    画像: ごみ箱のポリ袋を隠す「目からうろこ」の裏ワザ。100円ショップのアイテムで、お気に入りのかごを“おしゃれな”ごみ箱に/三倉佐和さん

    ごみ箱の口径に合わせて丸め、その板にポリ袋やレジ袋をかけるだけです。

    さっとできる! 外側に見えない、ごみ箱へのポリ袋のかけ方

    1 使うのは100円ショップに売っているバッグの底板。

    画像1: さっとできる! 外側に見えない、ごみ箱へのポリ袋のかけ方

    2 ごみ箱の口径に合わせて底板を丸め、ポリ袋(レジ袋)をかける。

    画像: 底板は固定せず、丸めるだけがポイント。ごみ箱に入れたときに、自然とその大きさに広がってフィットする。

    底板は固定せず、丸めるだけがポイント。ごみ箱に入れたときに、自然とその大きさに広がってフィットする。

    画像: 「袋をかけるのが楽かなと思い、初めのころは、ごみ箱の大きさに板を固定していたのですが、微妙なすき間もできるし、何より捨てられるごみの容量が少なくなって。板を固定せず、丸めるだけで試してみたら、大正解でした」

    「袋をかけるのが楽かなと思い、初めのころは、ごみ箱の大きさに板を固定していたのですが、微妙なすき間もできるし、何より捨てられるごみの容量が少なくなって。板を固定せず、丸めるだけで試してみたら、大正解でした」

    3 ポリ袋(レジ袋)の上部を軽く整え、ごみ箱に入れる。

    画像2: さっとできる! 外側に見えない、ごみ箱へのポリ袋のかけ方
    画像: でき上がり

    でき上がり

    やり方はこの3ステップだけ。

    驚くほど簡単ですが、底板がごみ箱の内径にぴったりと合っているため、ごみがビニールとごみ箱の隙間に落ちることも一切ありません。

    「最初はクリアファイルでも試してみたのですが、やわらか過ぎてうまくいきませんでした。ほどよい硬さと“しなり”があるバッグの底板がぴったり。100円ショップには大きさがさまざまあり、ハサミやカッターで切れるタイプもあるので、使いたいごみ箱に合わせて選べます」

    ポイントはごみ箱の高さより少し低くすること。

    見た目もすっきりするうえリーズナブルなのもうれしいところ。

    かご製ではないごみ箱にも、もちろん使えます。

    なんてことはないけれど、目から鱗のアイデア。

    お気に入りのごみ箱で、ぜひ試してみてください。

    ※ 三倉佐和さんはじめ、器店「SIZEN」店主・刀根弥生さん、アートフラワー作家・川端さよこさんにご登場いただいた「『しまう』も『見せる』もかなえる暮らしのなかのかご」は、『天然生活』2024年7月号、P.28~33に掲載されています。



    <撮影/近藤沙菜 取材・文/結城 歩>

    三倉佐和(みくら・さわ)
    主婦。服飾の専門学校を卒業したのち会社員に。夫と3人の子の5人家族。創意工夫をしながら日々の暮らしを楽しんでいる。



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