• “家族も協力しやすい仕組みづくり”を心がけたところ、家のことを楽に回せるようになったというマキさん。家族から「あれどこ?」と聞かれやすい、下着などの衣類と、薬や文房具などの小物の収納方法を教わります。
    (『天然生活』2023年8月号掲載)

    小さなストレスを放置せず、一つずつなくす工夫を

    「面倒だな、嫌だなとモヤモヤすることがあっても、がんばればなんとかこなしてしまえるから、ついそのままにしてしまいがちなんですよね。まずは、そうした小さなモヤモヤをストレスだと自覚する。そしてその改善策を考えていくことで、家事はかなり楽になると私自身が実感しています」

    必要のない家事や苦手な家事をなくし、なるべく自分のしたいこと、楽しいと思うことだけをすることが毎日家事を続けるコツと、マキさんはいいます。

    画像1: 小さなストレスを放置せず、一つずつなくす工夫を

    ● マキさんが手放した家事のあれこれ

    洗濯後の下着はたたまず、ラックへ
      ↓
    家族みんなの「しまう・着る」が簡単に

    洗濯した下着は乾いたらたたまずそのまま洗濯機横のラックに収納。「手間いらずで、家族が入浴後すぐ手に取れるのも便利」。

    画像2: 小さなストレスを放置せず、一つずつなくす工夫を

    これから洗濯する衣類も、デリケートなものは家族が各自で洗濯機に留めた洗濯ネットに入れるルールなので、後から仕分ける必要もなし。

    画像3: 小さなストレスを放置せず、一つずつなくす工夫を

    * * *

    ● マキさんが手放した家事のあれこれ

    薬箱などを手放し、引き出しで一括管理
      ↓
    探し物が減って、ストックの把握も楽に

    薬やマスク、裁縫道具や文房具など、日々使うものがあちこちにあると「あれどこ?」の頻度も増えることに。

    日用品はすべてダイニングにあるチェストに入れるように。1カ所にまとまっているので家族も探しやすく、ストックも把握しやすくなりました」

    画像4: 小さなストレスを放置せず、一つずつなくす工夫を
    画像5: 小さなストレスを放置せず、一つずつなくす工夫を

    子どもも動きやすい仕組みづくりのポイント

    中学3年生と小学5年生の娘がいるマキさん。子どもたちが小さいころから少しずつ「自分のことは自分で」と任せるようにしてきました。

    「家のことを楽に回すには、家族の協力も不可欠。子どもたちも楽に動けるような仕組みを常に考えています」

    一時置き場のかごを設置

    すぐには洗濯しない部屋着や羽織りものは一時置き場のかごの中に。「部屋が散らかるのを防げます」

    画像: 一時置き場のかごを設置

    ホワイトボードで予定を見える化

    娘たちが小さいころはボードで予定を見える化に。「最近はメッセージボードとして活躍中です」

    画像: ホワイトボードで予定を見える化


    〈撮影/有賀 傑 取材・文/嶌 陽子〉

    マキ(まき)
    シンプルライフ研究家/時産アドバイザー。夫と2人の娘との4人家族。ブログ「エコナセイカツ」でシンプルに心地よく生きるための家事のコツや暮らしが楽になるヒントを発信。講演や住宅プロデュースなど幅広く活躍中。著書に『笑う家事には福来る』(主婦の友社)、『なくす家事』(KADOKAWA)など。エコナセイカツ

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



    This article is a sponsored article by
    ''.