• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。故郷・福島の友人知人から送られてくるたくさんの桃に、幸せいっぱいの白鳥さん。

    故郷・福島は桃の季節。久しぶりの“固い桃”のおいしさに感動

    私の故郷の福島では、桃の「あかつき」が食べ頃になってきました。

    画像1: 故郷・福島は桃の季節。久しぶりの“固い桃”のおいしさに感動

    さくらんぼが出始めると「フルーツパラダイスの幕開けぜよ!」と浮かれだす私です。

    さくらんぼの次は桃、その次は梨、ぶどう、りんごと、福島はフルーツの楽しみに事欠かないのです。

    桃の時期になると地元にいる友人知人が、どんどん送ってくれるので、我が家は桃に溢れています。

    東京にいる友人たちに配ってもまだまだ溢れる桃。幸せです。

    そんな中、福島のフルーツラインと言われる道路沿いに並ぶ果樹園に足を運び、モモ狩りをしてきました。止まることを知らない桃への欲求。

    30分食べ放題で1260円。60分のプランもありましたよ。さすがに若くもないので60分も食べきれないからと思い30分のプランにしました。

    画像2: 故郷・福島は桃の季節。久しぶりの“固い桃”のおいしさに感動

    桃がたわわになっている木は、なんだかありがたみのある姿で、それだけで幸福感があるなぁと思いました。

    緑の葉っぱの中に、点々とピンクのまん丸い桃がなっている姿は色合いも鮮やかでかわいらしいです。

    枝の先端になっていて、全体が赤く色づいている桃が美味しいと教えてもらい、脚立まで借りて真剣にモモ狩りをしてきました。

    そして思い出しました。福島の桃はガリっと少し固いのに、甘くて美味しいんだった。久しぶりに固い桃を食べて、その美味しさに感動しました。

    ちなみに桃のパフェで有名な「森のガーデン」は、他県から来ている方もいるようで駐車場がパンパン。

    20組以上の待ちがあり、今回は泣く泣く諦めました。次回こそリベンジをと思います。

    でも、モモ狩りでお腹がパンパンになるほど食べられたので、これはこれでよしです。

    この暑さで桃ばかり食べていましたが、何か栄養の取れる夏バテにもよさそうなメニューはないかと思い、久しぶりにガスパチョをつくりました。

    画像3: 故郷・福島は桃の季節。久しぶりの“固い桃”のおいしさに感動

    冷蔵庫で余っていたトマトやらきゅうりやら、ピーマンやらを水に浸した食パンとミキサーにかけて、塩、こしょう、オリーブオイルで味を整えればすぐにできます。

    台所に立てば汗だくになる私。火も使わずにつくれるので助かります。野菜を簡単にたくさん摂取できる気になるので、自分的には大満足でした。

    夏休みと言えば、子どもの頃は「お母さん! そうめんばかり出さないでよ!」と思っていましたが、お母さんだって、夏バテしているんだよなぁ。台所に立つと暑さ倍増なんだよなぁ。しかも夏休みとあれば毎日3食つくらなきゃいけないんだよなぁ。

    あの頃は生意気言ってごめんなさい。誰かがつくってくれれば、そうめんだろうとありがたい。

    今はつくらなければいけない立場になって、ましてやこの暑さで、余計にそんなことを思うようになりました。

    白状すれば、桃を剥くのさえめんどくさい私なのです。

    ああ、せめてこの異常な暑さが少しでも落ち着いたらいいのに!



    画像4: 故郷・福島は桃の季節。久しぶりの“固い桃”のおいしさに感動

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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