• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。お盆の帰省の大荷物に、頭を抱える白鳥さん。

    今年のお盆は佐賀→福島。ただいま帰省の支度中

    お盆真っ只中でこれを書いております。みなさんは帰省されましたか?

    私はいよいよ明日から佐賀へ、そのあとは福島へ。というスケジュールで、荷造りに追われヘトヘトになっています。

    私の分だけなら10分もあれば終わりますが、子ども2人分となると、あれも必要なんじゃないか、これも必要なんじゃないか、久しぶりに会う親戚のみなさんにあれも渡したい、これも渡したいなんてやっているうちに、「あれ? 海外に行くのかな?」というほど荷物が増えてしまいます。

    ものがなくても安心できる人間になりたい。

    先日お仕事で、大宮にあります「鉄道博物館」に行ってきました。初めて行ったこともあり、大人でも大興奮の博物館でした。

    画像1: 今年のお盆は佐賀→福島。ただいま帰省の支度中

    実家が福島ですので、馴染みの東北新幹線の車両や、懐かしの車両も見られて、ノスタルジックな気持ちにもなりました。

    子どもの頃感じた、電車や新幹線に乗って知らない土地へ行く時の、高揚とちょっとした不安を思い出します。

    何か未知の体験ができるんじゃないかとワクワク。でも切符を無くさないか不安。

    その頃から心配性で大量の荷物を持って行くタイプでした。ほとんど使わないでジャマになったものがたくさんあったなぁ。1番いらなかった荷物と言えば、サイン帳です。

    家を出る前は、「親戚のみんなにサイン書いてもうらうんだぁ!」と張り切っていました。

    なぜサインなのか? ただ単に少女マンガの雑誌の付録についていたから、見せびらかしたかっただけなのですが、いざ親戚の家に着くと恥ずかしくてカバンからも出せないという有様でした。

    そんな甘酸っぱい思い出も今では笑い話です。

    そんな親戚のみなさんに手土産を買いにデパートに行き、ついでに自分用のお菓子も少しだけ買ってきました。

    画像2: 今年のお盆は佐賀→福島。ただいま帰省の支度中

    山形の和菓子「白雪の梅」は梅の寒天をお餅で包んだもの、「大黒舞」は、ずんだあんを古代米黒米のお餅で包んだもの、千葉のお菓子「ぴーなっつ最中」はピーナッツあん入りの最中で大好物です。

    これだけでも旅行した気分になれます。なんで全部3つずつ買ってこなかったんだと後悔するほど、全部美味しかったです。

    そういえば親戚の家で出された知らないお菓子が、美味しくて探したりしたなぁ。

    そんなこんなで、無事荷造りも終わり夕飯の支度です。数日家を空けるので、今日は冷蔵庫にあるものを使い切りメニューです。

    そうめんにナスとピーマンの煮浸しに、豚の角煮です。と、ピーマンを切ったら、ニコニコ笑顔が出てきました。

    画像3: 今年のお盆は佐賀→福島。ただいま帰省の支度中

    やった。なんかよいことありそうです。



    画像4: 今年のお盆は佐賀→福島。ただいま帰省の支度中

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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