服部みれいさんの春夏秋冬の装い
夏

初夏

冷えとり健康法の「毒だし」を促すために、夏は腕を出す。「コズミックワンダー」のタンクトップと「えみおわす」のリスパンツ、白スニーカーでスッキリ。

「麦わら帽子はどこで買ったか忘れたほどずっと使っているもの。農作業のときにも活躍します」

晩夏

残暑が厳しい美濃の夏。「コズミックワンダー」のTシャツと今シーズンの新作、カディコットンのラップパンツで涼しく装う、ボーイッシュなワントーンスタイル。

「Tシャツもパンツも薄手で肌触り抜群。今年はこの組み合わせが多くなりそうです」

夏のアイテム

基本のアイテム

服部みれいさんの春夏秋冬の装い
秋

仲秋

レース使いが繊細な1920年代のブラウスと消防士の制服だったという1890年代の武骨なパンツ。

どちらも名古屋のショップ「間と衣」で買ったフランス製。シンプルな装いながら“一点もの”の存在感が光る。

「パンツのサイドに、火を思わせる赤いラインが入ってかわいいんですよ」　　

晩秋

藤色のグラデーションが美しい「iai（イアイ）」のワンピースは、ウエストのベルトでアレンジも自在。

1枚で着てディテールを見せて、「野原」の草木染めのポシェットをやわらかな差し色にして。冷える日は「秋のアイテム」にある「iai」のショールをラフに巻く。

秋のアイテム

服部みれいさんの春夏秋冬の装い
冬

初冬

アウターは、なんと幕末時代の刺し子の羽織り。「某作家さんから購入した」希少価値の高いもので、中綿入りで暖かい。

中には同系色の「コズミックワンダー」のウール製ワンピースを。靴は「ドクターマーチン」、マフラーは北欧織物の作家による手づくり品。

仲冬

主役は友人の平澤まりこさんからもらった絵画のようなカーディガン。

中の色と合わせてパープルの「コズミックワンダー」のブラウスとラップパンツでまとめ、キャメルのパンプスで足元は大人っぽく。

カンタ刺しゅうのストールも加え「ジブリっぽいコーデ」が完成。　　　

冬のアイテム

服部みれいさんの春夏秋冬の装い
春

仲春

レディライクな古着のブラウスと「えみおわす」のパンツに、ふわふわのカシミヤカーディガンを羽織って。肌寒いときは「エルメス」のシルクスカーフを巻いて、華やかさも上乗せする。

キャップは「コズミックワンダー」、靴は冷えとりに欠かせない「ダンスコ」

晩春

クリーンな印象のワントーンコーデ。フランスの古着ワンピースを2枚重ね、その上に「GASA」のワンピースをコート代わりに。

ボトムスは「えみおわす」のリスパンツ、靴はちょっとモードな「アディダス」のレザースニーカー。全身を白で統一しておしゃれに。

春のアイテム

＜撮影／千葉亜津子、山田耕司　取材・文／熊坂麻美＞

服部みれい（はっとり・みれい）
文筆家・詩人、『マーマーマガジン』編集長。YouTube「マーマーチャンネル」や声のメルマガ「服部みれいのすきにいわせてッ」のほか、岐阜県美濃市に移住した日々を綴った『みの日記』が扶桑社より好評発売中。

※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです