(『天然生活』2023年10月号掲載)
体を整えるアイテム
ゆっくり湯船につかるお風呂の時間は、セルフケアにぴったりで、心身ともにリフレッシュ。入浴中や入浴後に、肌も心も満たされる、女性の体にうれしい入浴剤やボディケアをご紹介。
ウカ
uka ボディ アンド フット バーム ハッピー ワーク
抗菌作用のあるなめらかな質感のバーム。清潔にやさしく凝り固まった首や肩をほぐすほか、むくんだ脚のマッサージにも。
「ハッカやユーカリのすっきりした香りでお風呂あがりにちょうどいいです」(粕谷さん)
コーンガーグルキュー
マウスウォッシュ
天然由来成分98%配合。辛さのないりんご風味なのに口内がすっきり。携帯用のスティックタイプも。
「ミントのような刺激がないので、子どもと一緒に使えます。歯磨き嫌いの子どもにもおすすめ」(玄長さん)
泉州塩業 鯨屋
羊水塩
入浴剤から歯磨き、料理まで幅広く使える万能な塩。お湯1Lあたり9gを入れると、ミネラル成分が母胎の羊水と同じ濃度に。温泉のような安らぎと、体内の不要物を排出するデトックス効果が。
「友人に入浴時におすすめともらいました。美肌にもよさそうですし、体が清められる気がします」(玄長さん)
アーレス
ボディスクラブ ブラッシャー クリア
コメヌカ由来のオイルを配合したバーム入りで、心地よい肌触り。スクラブにはアンズの種子をブレンド。
「肌の潤いが残るので、しっとりやわらかな後肌がやみつきに。季節問わず使えます」(よしいさん)
バース
薬用BARTHバース中性重炭酸入浴剤
自然療法にも使われる希少な中性重炭酸泉から着想を得た入浴剤。お湯に入れるときめ細かな泡が。
「昨年、渡仏するときに坂本美雨ちゃんからいただいたもの。疲れが一発で取れる優れものです」(猫沢さん)
サンテアル
アロマエッセンス
植物エキスやオイルを効果的に配合し、年齢を重ねた肌や敏感肌などに効果が期待できる仏産の品。
「顔やデコルテの保湿に愛用しています。香りのバランスが素晴らしく、夜のご褒美のようなオイル」(大橋さん)
※スタイリングに使用した小物は、商品に含まれません。
教えてくれた方の夜の過ごし方
アロマセラピスト・大橋マキさん
寝る前はリラックスできるように、読書したり、ウクレレを弾いたり、夫婦でお酒を飲んだりしています。プロジェクターでホームシアターをつくり、映像を観ることも夜の楽しみのひとつです。
おおはし・まき イギリスで学んだ植物療法の知識を生かし、ガーデニングを通じてシニアを支援する「一般社団法人はっぷ」の代表理事のほか、アロマブランド「aromamora」を主宰する。
https://www.happ.life/
「フォグリネンワーク」プレス、広報・粕谷斗紀さん
一日の終わりはシンプルに過ごします。必ずすることは、お風呂につかることと家の中をさっと整えること。朝、部屋がニュートラルな状態になっていると、気持ちのいいスタートが切れるのです。
かすや・とき オリジナルのリネン製品や毎日の暮らしに役立つ生活雑貨などを取り扱う「フォグリネンワーク」の魅力を伝えている。編集者の夫、大学生の娘との3人暮らし。
スタイリスト・玄長なおこさん
まだ子どものことで精一杯なところもあり、夜時間を多くはとれないのですが、たまにヨガポールでストレッチをすることも。仰向けになって、太ももや背中をぐりぐりやるとスッキリして眠れます。
げんちょう・なおこ ファッション誌やWebメディアなどで活躍する。着やせコーデや少ない服を上手に着回すテクニックを豊富にもつ。夫と8歳の娘の3人暮らし。著書に『365 Real Closet』(宝島社)がある。
ミュージシャン・猫沢エミさん
フランスでは入浴の習慣がないのですが、我が家にその習慣をもち込み、週に1回ほど、いろいろな入浴剤を試しながら、彼と狭いバスタブにぎゅうぎゅうになってつかっています。
ねこざわ・えみ 5歳からクラシックに親しみ、音大卒業後はシンガーソングライターとしてデビュー。2022年に二度目となるパリに移住。近著に『イオビエ〜イオがくれた幸せへの切符』(TAC出版)。本誌連載も人気。
イラストレーター・よしいちひろさん
20時ごろに夫、息子と一緒に寝室に入り、好きな本や漫画を楽しみます。息子が寝たあと、私は洗濯ものを片づけて22時にはベッドへ。好きな香り、寝具に包まれて、すっと眠りについています。
よしい・ちひろ ロマンチックな世界観で人気を集めるイラストレーター。雑誌や書籍、広告など幅広く活躍するほか、女性4人によるディレクションユニット「witchi tai to」を始動。インスタグラム @chocochop2
<撮影/山田耕司 スタイリング/玄長なおこ 取材・文/西谷 渉 撮影協力/AWABEES、UTUWA>
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです