• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、シャキシャキ食感で栄養価も高い「切り干し大根の即席漬け」のお話。

    切り干し大根の新たな楽しみ方

    酷暑の疲れがでる秋は、食を見直す良い機会かもしれません。

    体に負担をかけず、なおかつ健康に良いもの。

    おかずが足りない時にちょっと助かるもの。

    もちろん調理が簡単なことも重要です。

    そこで「手軽で保存がきく栄養たっぷりの副菜はないか?」と考えたところ、切り干し大根が生の大根よりもはるかに栄養価が高い優秀な食材であることがわかりました。

    しかも乾物なので季節を問わず手に入りやすいのも嬉しいポイントです。

    この切り干し大根を使って即席漬けをつくってみたところ、生の大根よりも味の染み込みが早く食べ応えがあって満足感にもつながります。

    さっそく我が家の常備菜に仲間入りです。

    カレーの福神漬けのポジションがこの切り干し大根の漬物に代わり、定番副菜として重宝しています。

    冷蔵で1週間ほど保存がきくので、時間がある時につくっておくことをおすすめします。

    切り干し大根の即席漬けのつくり方

    画像: 切り干し大根の即席漬けのつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ●切り干し大根40g
    ●塩昆布大さじ1
    ●しょうゆ大さじ1と1/2
    ●酢大さじ1と1/2
    ●みりん大さじ1と1/2
    ●水大さじ1と1/2
    ●鷹の爪 (輪切り)適量

    つくり方

     切り干し大根は水洗いした後、たっぷりの水につけてもどす。水けをしぼって、3〜4cm程度の食べやすい長さに切る。

     鍋にしょうゆ・酢・みりん・水と鷹の爪を入れ、沸騰させて火を止める。

     が熱いうちに、1の切り干し大根と塩昆布を入れて混ぜて、完成。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在休止中。秋にリニューアル再開予定)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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    https://ameblo.jp/caferietta/

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