あと一品ほしいときにパパッとつくれる、絶品おかず
元和食屋の料理人で、いまは夫と3歳の娘と暮らすワーママのちまきさんが考案する「おおざっぱ和食」。
おいしくなるひと手間はかけるけれど、形式にとらわれすぎないスタイルで、手早くおいしい料理がつくりたいときの強い味方です。
本記事では、あと一品ほしいときにパパッとできる和食のおかず、「にんじんしりしり」のレシピをご紹介します。たくさんつくってつくりおきするのもおすすめです。
シンプルな味つけでにんじんの甘みが引き立つ
「にんじんしりしり」のつくり方
材料(2人分)
● にんじん | 1本 |
● とき卵 | 1個分 |
● 砂糖 | 少々 |
● しょうゆ | 大さじ1 |
● 削り節 | 1パック(2g) |
● サラダ油 | 小さじ1 |
つくり方
1 にんじんは、せん切りにする。とき卵に砂糖を加えてまぜる。
2 フライパンに油を引き、にんじんをいためる。
3 にんじんがしんなりしてきたらしょうゆを入れ、にんじんにからめる。
4 3を寄せてフライパンにスペースをつくり、1の卵を入れる。いり卵を作り、全体をまぜて火を止める。削り節を加えてさっとまぜ、器に盛る。
おいしくなるコツ
にんじんをしっかりいためると甘味が出るので、味つけがしょうゆと削り節だけでもおいしくなります。
〈撮影/ちまき、松木潤(主婦の友社) スタイリング/宮沢ゆか〉
※ 本記事は『元和食屋の料理人が教える おおざっぱ和食』(主婦の友社)からの抜粋です。
* * *
毎日の生活が忙しすぎてヘトヘト。
でも、おいしいものを作って食べたい。
そんなときの強い味方がこの本です。
帰宅後20分で晩ごはんを完成させている元和食屋の料理人のちまきさんが、
定番料理をおいしく作るコツを教えてくれます。
SNSでも大人気の濃いめの肉じゃが、さばのみそ煮、豚のしょうが焼き、筑前煮などの超定番から、
小松菜の煮びたしやにんじんのみりんグラッセ、菜の花のからし和えなど
一緒に作ると献立になるサブおかずまで幅広く紹介。
お店級においしい料理が完成します。
ちまき
IT広告企業に勤めた後、都内の創作和食店に5年勤務。現在は夫と3歳の娘と暮らすワーママ。出産後、どんなに忙しくてもおいしいものを食べないと日々のテンションが上がらない……と感じたことから、おいしくなるコツをおさえながらも簡単に作れる和食レシピをインスタグラムにて発信。フォロワー数は2024年7月時点で8.2万人。現在は企業のレシピ開発や料理動画制作も手がける。