(『天然生活』2023年5月号掲載)
教えてくれた人
「acutti」店主|圷 みほさん(あくつ・みほ)
「毎日の暮らしを少し楽しくする衣・食・住」をコンセプトにしたウェブショップを主宰。神奈川・横浜に実店舗もオープンさせた。フルリノベーションした家に夫、娘と3人暮らし。インスタグラム@mih0n
「Daja」ディレクター|板倉直子さん(いたくら・なおこ)
島根・松江にて洋服のセレクトショップ「Daja」を営む。自分らしい着こなしを提案。著書に『明日、ちょっといい私に出会えたら』(主婦と生活社)などがある。インスタグラム@itakuranaoko
文筆家・「家族と一年商店」店主|中村暁野さん(なかむら・あきの)
家族とともに都会から離れた里山で暮らす。クリエイティブディレクターの夫・俵太さんと家族について考える雑誌『家族と一年誌』を制作。著書に『家族カレンダー』(アノニマ・スタジオ)。
松野屋|松野きぬ子さん(まつの・きぬこ)
日々の暮らしに役立つ「荒物」を国内外から集め、提案する「松野屋」を夫婦で営む。夫との共著に『松野家の荒物生活―誠実な道具が支える東京・下町の“ナイスな暮らし”』(小学館)がある。
手づくり暮らし研究家|美濃羽まゆみさん(みのわ・まゆみ)
ハンドメイド子ども服・おとな服ブランド「FU-KO Basics.」主宰。著書に『衣食住を見直せばうまくいく 子どもの「好き」から始まる心地よい暮らし』(大和書房)など。インスタグラム@minowa_mayumi
ナチュラルクリーニング講師|本橋ひろえさん(もとはし・ひろえ)
北里大学衛生学部化学科卒業後、化学薬品会社で合成洗剤の製造を担当。現在はナチュラル洗剤で家をきれいにする講座や方法を発信する。著書に『ナチュラルおせんたく大全』(主婦の友社)など。
台所の掃除道具
油汚れや水あか。気づくと頑固な汚れがたまってしまう台所。
細かい汚れを楽に落とせる道具を味方につけて、負担を軽く。
無印良品
隙間掃除シリーズ スポンジ
狭い溝などにフィットするすき間掃除用品。
「使い捨てても罪悪感のない価格も魅力。排水口やトイレなど、掃除後のブラシを洗って清潔に保管するという手間を省きたい場所の掃除に向いています」(本橋さん)
へちま産業
天然へちまたわし
「カレーなど、色が濃くて油っぽいものを洗っても色がつかず清潔さをキープ。最後はコンポストに捨てられる」(中村さん)
富山県射水市で農薬を使わずに育てられたへちまを使用。柔らかい触感で体も洗える。
テラモト
ティディ プラタワ・フォーキッチン
編み目の汚れがしっかり取れる樹脂製ブラシ。ざるやシンク、排水かごのほか、根菜の泥落としにも。
「数枚ストックしています。柔らかくて使いやすく万能。シンクに吊り下げられ衛生面も安心」(圷さん)
松野屋
チャンネルブラシ
毛の素材が違う2種類。J字型の先端がすき間にはまり、汚れをみるみる落とす。柄はどちらもステンレスで握りやすく、力が入れやすい。
「ステンレスは、排水溝のぬめりや五徳の汚れを取るときに。ブタ毛はシンクの水あか掃除に」(松野さん)
フルプラ
ダイヤスプレーNo.705 スウィング500
本体を逆さにしても噴射でき、霧の角度も調整できる。
「台所やトイレで活用。長時間使ってもバネがへたらず、耐久性抜群です。透明のボトルだから残量がひと目でわかる点もお気に入り」(美濃羽さん)
白雪
白雪ふきん
目の粗さが特徴的な蚊帳生地を使用。「水切れがいいので固く絞ってからふくと乾ぶきいらず」(美濃羽さん)
「抜群の吸水性、絞りやすい絶妙な厚さに感動。防臭が期待できる炭入りを愛用」(板倉さん)
<撮影/山田耕司 取材・文/髙田真莉絵 スタイリング/竹内万貴>
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです