• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。お正月は実家でのんびり過ごした白鳥さん、いよいよ新しい年、2025年の日常が始まります。

    天国のようなお正月も過ぎ、いざ2025年の日常へ

    お正月も終わり、驚異の9連休も終わり、通常営業にお戻りの今日この頃。みなさんお元気ですか?

    1月6日は退職代行サービスの申し込みが過去最高だったというニュースを見て、いよいよ働きなくないモードに拍車がかかった人もいるんだろうなぁ。なんて思っていました。

    気持ちはよぉく分かります。お正月は家族で実家に帰省していましたが、お雑煮やらお節やら母が全て用意してくれるので、天国のような居心地

    画像1: 天国のようなお正月も過ぎ、いざ2025年の日常へ

    子どもと遊びたいだけ遊び、寝たいだけ寝て、「ああ戻りたくない!」と、心の中で何度叫んだことでしょう。

    そうは言いましても、日常に戻らなくては。

    東京に戻ってくると、まずは洗濯をしたり、ゴミをまとめたり。そのあと自転車でスーパーに買いものに行き、夕ごはんをつくったりしているうちに、あれ? なんか身体がリズムを取り戻しているぞ。ということに気付きました。

    そのリズムが日常のどうってことないものなんですが、ああ戻ってきたな。またほどほどに頑張ろう。という気持ちになって、「復活!」という旗が頭の上にポンと立ちました。

    つまりダラダラと毎日のことを済ましているうちに、動きたくない心も何となく動き出す。ってことを発見したというお話なのでした。

    やっぱり気持ちがシャンとするからということで、初詣に行きました。

    画像2: 天国のようなお正月も過ぎ、いざ2025年の日常へ

    おみくじは「吉」でした。

    内容はもうすでに忘れているので、もう来年から引かなくていいんじゃないかと思っていますが、なんであれは引いてしまうんでしょう。抗えない魅力です。

    そうそう、私ついにミシンを始めましたよ。しかも年末に。

    「今年はやる、今年はやる」と言って5年ほど開けずにいたあのミシンです。

    娘の大好きなお人形「メルちゃん」のために、お布団をつくってあげました。

    久しぶりに触るミシン。なんとかセッティングを済ませ、直線縫いなら余裕と思っていましたが、まっすぐ縫えない、なんなら便利な布接着剤を使った方が簡単にキレイに仕上がることに途中で気づきながらも、最後まで縫いました。

    画像3: 天国のようなお正月も過ぎ、いざ2025年の日常へ

    敷布団は思っているよりだいぶ小さい仕上がりになりましたが、寝ちゃえば気づかないだろうと、娘の反応を楽しみにして渡してみると……

    「これじゃないのー! これはイヤなのー!」

    と、号泣でポイポイと投げ捨てるではありませんか。なんで、なんでなの?

    娘の気持ちになって考えますと、どうやらいつも掛けていたハートの布ではなく、別なものを掛けられていたことが、イヤだったようで。

    断りもなく、勝手に布団をつくったからといって掛けないでよー! ということだったらしいです。

    そうね、私の思いを押し付けすぎたわ。

    しかしご安心下さい。今では、サイズがチグハグにも関わらず気に入って使ってくれています。それか私に気を使ってくれています。

    今年はミシンでも色々つくってみる予定です。あと1年もあると思うと、伸びしろしかないわ、と自己肯定感高めのワタクシです。



    画像4: 天国のようなお正月も過ぎ、いざ2025年の日常へ

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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