寝室ではパジャマを、キッチンでは食材やいつもの湯飲みを。ひとかごごとに日常の時間をしまう。それが、かご収納のお楽しみです。今回は、「Quintessence」の津田晴美さんに、台所のかご使いについて伺いました。
(『天然生活』2021年10月号掲載)
(『天然生活』2021年10月号掲載)
津田さんの空間ごとのかご使い
台所
よく使うスパイス、よく飲むお茶。「わが家のかたち」にかごを寄り添わせて
「わが家の定番料理には欠かせないから」
「タオルはまとめて洗えた方が楽だから」
津田さんのかご使いには、必ず理由があります。
小さな工夫を足し算する……、それが生活を楽しむということ。
使う場面に合わせたかごが、暮らしを手助けしてくれます。
その都度使う台ふきは、かごにスタンバイ
![画像1: その都度使う台ふきは、かごにスタンバイ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2025/02/05/25f7aa23f52e29093e9b8c366b578e8652177e8c.jpg)
![画像2: その都度使う台ふきは、かごにスタンバイ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2025/02/05/213190d58b19b0bf528addb031fe9a9e04d2a0a9.jpg)
雑貨屋で出合った四角いかごは、ふたつ重ねてコーナーに。
上のかごには「イケア」のタオルを数枚セット。
使ったら別々にし、下のかごの中へ。
使い終えて汚れたタオルはまとめて洗濯。
いつも使う食材を窓辺に並べる
![画像: いつも使う食材を窓辺に並べる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2025/02/05/779633c0085157252b0bc3368bd948bf7476e3f2.jpg)
中華やアジア、イタリアンなどの料理に欠かせないにんにく、しょうが、赤とうがらしは平たい竹かごに。
カラッと乾かしながら保存できる。
お茶の時間をかごに閉じ込めて
![画像1: お茶の時間をかごに閉じ込めて](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2025/02/05/63f7484f1ea15baf15655e04eb8d3d7a3ccdee73.jpg)
![画像2: お茶の時間をかごに閉じ込めて](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2025/02/05/f9f99554304b7ea092d08641dc464d0da4d4544e.jpg)
なんとこちら、豆腐が入っていたという竹かご。
京都で買い求めた、鳥獣戯画の湯飲み類がちょうど収まった。
ふた付きなのでキッチンのコーナーに置いたままでも、このまま食卓に運んでもかわいい。
<撮影/亀山ののこ 構成・文/一田憲子>
津田晴美(つだ・はるみ)
インテリアスタイリストを経て「PEN PLUS INC.」設立。2013年に熊本に移住。現在はショールーム「Quintessence」の運営とデザインおよびプランニングを手掛ける。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです