• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。お気に入りの器が欠けていることに気づいた白鳥さん。友人を誘ってかっぱ橋のお店を巡ります。

    お目当ての器を探しに、友とふたり、かっぱ橋の“食器の森”へ

    うすうす気づいていたのですが、お気に入りの食器がだいたい欠けています。

    すごい高いものではないのですが、旅行先の沖縄で買った有名な陶芸家の「やちむん」や、夫の地元佐賀の「有田焼」、タモリさんも使っていると聞いて都内の専門店を探して買いに行った大分の「小鹿田焼」

    どれもこれも思い出があり、買った時の気持ちまで覚えている、お気に入りだったのです。

    私の料理がそこそこでも、器で美味しそうに見えるものだな。と気づいてから食器を見るのが楽しみになりました。柄や色のかわいい和食器が大好きです。

    画像1: お目当ての器を探しに、友とふたり、かっぱ橋の“食器の森”へ

    旅行に行ったら必ずその土地の焼物を見に行きます。沖縄に1人で行った時、台風が近づく中、やちむん通りで食器を探していました。

    帰りのタクシーで「こんな時にやちむんなんか選んでたのー!?」と言われ、自分の欲望に慄きました。「なんくるないさぁ〜!」と返せる機転も欲しかったところです。

    さて、そんなお皿たちが欠けたのには覚えがあります。私が最近バタバタと雑にお皿をしまいがちなのです。

    さっさと終わらせて子どもをお風呂に。とか、保育園の準備がまだだ。なんて気を取られているうちに、ガシャンガシャンやっているのです。

    まだ使えると思いながらも、欠けたお皿に気づくたびに少しげんなり。

    気分転換も兼ねてお皿を買い替えようかしら。久しぶりに食器も色々見てみたいな。と思い立ち、お友達を誘って「かっぱ橋」に行きました。

    画像2: お目当ての器を探しに、友とふたり、かっぱ橋の“食器の森”へ

    お友達も食器を見たいタイミングだったようで、お互いの知っている店を色々と回りながら、楽しい買いものとなりました。

    何より驚きの安さです。事前にこんなのが欲しいとチェックしていたんですが、その食器と似たようなものが、半額以下の値段です。

    いい。今の私にはこれでいい。十分すぎる。どうせまたガシャンとやるのです。何よりかわいい。

    やちむんっぽい小皿4枚、有田焼っぽいの小鉢2つ、お花っぽい小鉢2つを買いました。

    それにしても私たちは本当に買いものが好きです。あらゆる店をのぞき、目を凝らし、食器の森からお目当てを探している時の高揚感と言ったら。

    普段、運動は全くしないくせに、こういう時だけは何時間でも歩き続けます。自分の潜在能力が怖い!

    帰りは浅草の方へ向かって、先輩芸人のHEY!たくちゃんさんのラーメン店「鬼そば 藤谷」で、有名な塩ラーメンを食べてきました。歩き疲れた身体に染みる美味しさでした。

    画像3: お目当ての器を探しに、友とふたり、かっぱ橋の“食器の森”へ

    私、ならびに友達は、3日後にまたかっぱ橋に行きます。

    え、何を買うんだって? 買わないんです。ただ見たいだけなんです。それだけで楽しいことに気づいてしまったんです。

    かっぱ橋のかっぱ君、生活に彩りをありがとう。毎月来そうな勢いだよ。



    画像4: お目当ての器を探しに、友とふたり、かっぱ橋の“食器の森”へ

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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