天然生活 最新号

無理をせず、軽やかに。ちょっとした新しいものを取り入れることで、日々の家事に楽しみが生まれます。手芸デザイナー・西山眞砂子さんが、暮らしをシンプルにして取り入れた、新しい工夫2つを紹介します。整理整頓ができたら、空間にも時間にもゆとりができて、小物づくりもディスプレイもますます楽しく。
(天然生活2021年8月号掲載)

新しい工夫01
好きな生地を使いきり、使える小物にして生かす

画像: 新しい工夫01 好きな生地を使いきり、使える小物にして生かす

パッチワークから針仕事を始め、作家活動につながった西山さん。生地が余ったらコースターや鍋つかみ、ポーチなど、暮らしのなかで使える小物をつくって使いきります。

「パッチワークなら、ほんの小さなはぎれまで使えます。はぎれはサイズで分けて缶にストック。2cmと4cm、1.5cmと3cm……と倍のサイズで組み合わせておくと便利です」

画像: 長年愛用している、お手製の鍋つかみ。鍋の取っ手にかぶせて使う、シンプルなデザインがかわいいし便利

長年愛用している、お手製の鍋つかみ。鍋の取っ手にかぶせて使う、シンプルなデザインがかわいいし便利

画像: ワークショップのキットづくりなどで余ったフランスのアンティークリネンをパッチワークでつなぎ小物に

ワークショップのキットづくりなどで余ったフランスのアンティークリネンをパッチワークでつなぎ小物に

新しい工夫02
鉢植えの世話をなくし、代わりに「花を買う」楽しみを

画像: 10日に1度くらいのペースで花屋へ

10日に1度くらいのペースで花屋へ

新たな生活ではプランターに代えて、花を飾ることに。

「ちょっとさびしい気もしていましたが水やりから解放されて楽になりました。京都は素敵な花屋さんが多くて、枝ものや和花と出合えるのがうれしい」

コンポート皿に活けたシャクヤクは「花 谷中」で。器の写真を見せて選んでもらったそう。収納棚やキッチンカウンターなどに飾って楽しむ。

画像: 収納棚を一段低くして見せ場に。ドウダンツツジが映える

収納棚を一段低くして見せ場に。ドウダンツツジが映える

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〈撮影/津久井珠美 取材・文/宮下亜紀〉

西山眞砂子(にしやま・まさこ)
手仕事のあとが感じられる布小物をつくり、「CHECK&STRIPE」などでレッスン。著書に『旅するお針仕事』(主婦の友社)など。
インスタグラム@patch_stella

※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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