• 部屋にひとつあるだけで、暮らしが潤う観葉植物。種類が多すぎて「どれがいいかわからない」という人は、「役割」で選んでみませんか? グリーンプランナーの森田紗都姫さんに、室内に潤いを与える観葉植物2つを教えていただきました。目的に合わせて選べば、自分の暮らしとのつながりも深まり、愛着もわくはずです。
    (『天然生活』2023年5月号掲載)

    室内に快適な“潤い”を与える「観葉植物」2つ

    植物の葉は、根から吸い上げた水を気孔から水蒸気として放出し、周りの湿度を調整します。

    そのため、人間にとっても快適な湿度が保たれるといわれているのです。

    モンステラ

    画像: モンステラ

    成長が早く、とても大きな葉をいくつも持つため、加湿効果が期待できるといわれている。

    育てやすいうえに葉の形も特徴的でインテリア性も高いため、人気のある植物。

    ストレリチア・オーガスタ

    画像: ストレリチア・オーガスタ

    根元から大きく開いた葉が特徴。葉の面積が多い分、蒸散作用が他のグリーンに比べて高く、生きた加湿器としての役割が期待できる。乾燥にも強く、育てやすい植物。

    選ぶポイント

    葉から水分が出るため、加湿効果を期待するならなるべく葉が大きいものや葉の枚数が多いものを選ぶとよい。

    暮らしや目的を意識しながら選べば、植物と長くつきあえる

    「植物と上手につきあうには、まず自分の目的やライフスタイルに合った種類を選ぶことが大事です」

    そう話すのは、グリーンプランナーの森田紗都姫さんです。

    「“なんとなく”で買ってしまった植物だと、世話に身が入らなくなり、枯らしてしまいがち。自分の暮らしや目的を意識しながらじっくり選ぶと、その分育てるモチベーションも上がると思います」

    空間や心身への効果を知ったうえで選べば、暮らしと深く結び付いたよきパートナーとなってくれそうです。



    〈監修/森田紗都姫 取材・文/嶌 陽子 イラスト/はまだなぎさ〉

    画像: 暮らしや目的を意識しながら選べば、植物と長くつきあえる

    森田紗都姫(もりた・さつき)
    室内外の植物のプランニングや講師、商品企画など多方面で活躍。著書に『LIFE GREEN SELECT TOUR 暮らしに寄り添うグリーンと出会おう』(いろは出版)。
    インスタグラム:@yamamori_green

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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    天然生活2025年5月号では、「植物を取り入れた暮らし」を特集しています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。



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