• 地震、台風などによって停電や断水が起きたとき、覚えておきたいのが“災害時のトイレ対策”です。今回は、自宅にあるごみ袋と新聞紙などの紙類でできる「簡易トイレ」のつくり方をご紹介。いざという時に役立つ、防災の豆知識をお届けします。

    ごみ袋と新聞紙を使って
    簡易トイレをつくってみましょう

    「防災グッズとして簡易トイレキットを用意しているけれど、キットを使い切ってしまった場合の対策までは考えていなかった」という編集スタッフに、ごみ袋と新聞紙を使った簡易トイレづくりを体験してもらいました。

    災害時に適切な行動がとれるように、みなさんも実際につくってみましょう。

    用意するもの(排泄1回分)

    ● ごみ袋2枚(45Lまたは30L)
    ● 新聞紙などの紙類数枚(猫砂やおむつでも可)
    画像1: 用意するもの(排泄1回分)

     まずは「水漏れ」を防止するための準備をする。トイレのふたと便座を上げて、ごみ袋1枚を広げて便器にかぶせる。

    画像2: 用意するもの(排泄1回分)
    画像3: 用意するもの(排泄1回分)
    画像4: 用意するもの(排泄1回分)

     次に「用を足す」ための準備をする。便座を降ろし、もう1枚のごみ袋を便座全体にかぶせる。

    画像5: 用意するもの(排泄1回分)
    画像6: 用意するもの(排泄1回分)
    画像7: 用意するもの(排泄1回分)

     新聞紙などの紙類を大きめにちぎる、またはくしゃくしゃにして便器の中に入れて、用を足す。

    画像8: 用意するもの(排泄1回分)

     便座にかぶせた1枚のみを外し、ごみ袋の口を結ぶ。各自治体のアナウンスに従って捨てる。

    画像9: 用意するもの(排泄1回分)

    簡易トイレづくりのポイント

    便座全体にかぶせるごみ袋を取り換えて、新たに新聞紙を入れれば、再び利用できます。

    捨てるときに中身が見えてしまうのが気になるようなら、黒色のごみ袋を使うと抵抗が少ないでしょう。

    災害時にごみ収集が機能していない場合は、自宅で保管する必要があります。においの問題が発生する可能性があるので、消臭効果のあるごみ袋を用意しておくとより安心です。



    〈協力/日本サニパック株式会社〉

    ※日本サニパック株式会社のサイトに移動します



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