• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。仕事で体験した「盆栽」の世界にときめく白鳥さん。

    “母性”を刺激する、かわいい盆栽の世界

    以前、さいたま市のお仕事で盆栽について色々学ぶ機会がありました。

    画像1: “母性”を刺激する、かわいい盆栽の世界

    大宮は「大宮盆栽村」がある事で有名です。かつて東京の千駄木のあたりには、たくさんの盆栽業者があったそうなんですが、関東大震災で大きな被害を受けてから、盆栽に適した場所を探し大宮に移住してきたという歴史があるそうです。

    大宮の赤土と水、陽当たりが盆栽に適していたんだとか。

    「大宮盆栽美術館」では、おそらく数千万はくだらないと思われる松の盆栽を見ました。自然にある姿をそこに表現していると説明を受けて、グッと興味が湧きました。

    ここを崖だと想像して、こちらからいつも海風が吹いているから幹が曲がる、そして潮風にやられて枯れる白い部分がある。が、この茶色いところの幹で水を吸い上げて力強く生きている! そんな雄大な自然の姿を、この小さな場所で表現しているんです。面白すぎます

    そして思ったのです。私は小さい頃からおもちゃの「シルバニアファミリー」が大好きなんですが、それに通ずる何かを感じるのです。

    ドールハウスは日常のミニチュア版です。生活を小さくリアルに表現したもの。そこにゾクゾクする私。盆栽が嫌いなわけがない。願わくば、盆栽にシルバニアのお人形を並べたい。怒られるかな?

    お仕事では、1日体験で小さな盆栽をつくらせていただきました。

    それぞれの盆栽業者さんには色があるそうですが、私がお邪魔させていただいた「清香園」さんでは、優しいかわいらしい盆栽をつくる事ができました。

    画像2: “母性”を刺激する、かわいい盆栽の世界

    黒松とシクラメン。苔で表面を覆って、小さな庭ができたようでかわいらしいです。シクラメンは暖かい日が続くにつれて花を咲かせてくれ、毎日見るのが楽しみになりました。

    その後、もっと盆栽に触れたいと思い、東京でも「清香園」さんが教室を開いていることを知って、プライベートで友人たちを誘って再び体験に行ってきました。

    素人ながら手ほどきを受けて、小さな屏風の前に飾りますと、なかなかの出来ではありませんか? みんな一緒に「かわいい! かわいい!!」と大興奮して写真を撮りまくりました。

    画像3: “母性”を刺激する、かわいい盆栽の世界

    「母性かな。」友人がポツリとつぶやいた言葉を私は一生忘れません。

    ちなみに盆栽美術館近くの「盆栽レストラン大宮」では、かわいらしい「盆栽ケーキ」がいただけますよ。

    画像4: “母性”を刺激する、かわいい盆栽の世界

    我が家の「盆子(ボンコ)」「栽子(サイコ)」にお水をあげるのが、至福の時間となっています。



    画像5: “母性”を刺激する、かわいい盆栽の世界

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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