街には個性があって魅力的な「窓」がいっぱい
インテリア好きな私の街歩きの楽しみは建物の窓を見ること。
一般住宅では気密性や省エネ効果が優先されてサッシ全盛ですが、お店や古い建物には個性があって魅力的な窓がいっぱいです。

横浜ベーリックホールのかわいい四つ葉状の小窓

和洋折衷でドラマティックな松江城内の興雲閣

ステンドグラスが美しい白雲館の階段踊り場
もちろん窓から外を眺めるのも大好き。
ここ最近でいちばんの収穫は、京都駅前のホテルからの景色でしょうか。
向かいの駅ビルの窓が鏡のようになって朝焼けと京都タワーが映し出されたときには興奮しました。
そして、やっぱり惹かれるのは木枠の窓。
なかでも松本の碌山美術館の葉っぱを模した窓にはビックリ。

四つ葉の窓。手のあとを感じる素朴さが魅力
外の緑の葉が見えているのもとてもよかったです。
建築史家・藤森照信さん設計による「ラ コリーナ」の窓は季節ごとに草屋根の植物の表情が変わって新鮮です。

まるでおとぎ話に出てきそうな草屋根
※ 本記事は『60代 大人旅の愉しみと工夫』(主婦と生活社)からの抜粋です。
◆のんびり、ゆっくり、無理をしない“60代からの大人旅”を楽しむコツが満載の1冊◆
子育てが落ち着き、リタイアした夫との夫婦ふたりののんびり旅を楽しむ著者による、旅の小さな愉しみと工夫を紹介。
体力も費用も抑えながら楽しめる2泊3日の国内旅行、日帰り旅、お散歩旅、旅コーデなど盛りだくさん。
【CONTENTS】
● 60代にちょうどいい2泊3日の国内旅行
● 思い立ったらふらり、日帰り旅
● さらに気軽なお散歩旅
● 旅の途中で見つけた素敵なもの
● 旅にまつわるエトセトラ
小暮涼子(こぐれ・りょうこ)
子ども3人を育て上げ、リタイアした夫とふたり暮らし。雑貨や道具、おしゃれが好き。Webマガジンでのコラム連載をまとめた初の著書『60代 大人暮らしの衣食住』が好評発売中。なにげない日常をつづったインスタグラム@ryoko_koguも人気。