今月の表紙は、フラワースタイリスト平井かずみさんがアレンジしてくださった「バラのリース」。落ち着きのある濃淡のピンクは、大人のかわいらしさを漂わせます。
平井かずみさんの「花を楽しむ、ふだんのしつらい」
『天然生活』6月号の巻頭企画で、平井かずみさんに教えていただいたのは春の花々の、家の中での楽しみ方です。
パンジー、チューリップ、アリウム コワニー、ラナンキュラス、スイセン、球根花、そして表紙にもなった華やかなバラ……。誌面にはさまざまな季節の花が登場します。
この季節は、一年のなかで、もっとも花の種類が多い時期。そして、草花の生命力に励まされる時期でもあります。
暮らしに花があると、なにげない毎日が心の記憶にしっかりと刻まれ、人生を豊かにしてくれます。
生命力あふれる、球根花の愛らしさを再発見

誌面にも登場した球根花のブーケを、カメラマンの近藤沙菜さんが、さまざまな角度で撮影くださいました。

可憐で生命力あふれる球根花。
そのままかざるのもよいけれど、薄紙2枚で包むと、よそゆきの表情になるのも楽しいですね。
いまの時期、花のある暮らしを楽しんでいただけますように。

<スタイリング/平井かずみ 撮影/近藤沙菜>
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平井かずみ(ひらい・かずみ)
フラワースタイリスト。草花がもっと身近に感じられるような「日常花」を提案。アトリエ「 皓SIORI」を拠点にした花の教室「皓 花会」や、 全国でのワークショップを開催。
インスタグラム@ hiraikazumi
※ 平井かずみさんの記事「花を楽しむ、ふだんのしつらい」は、『天然生活』2025年6月号、P.4~10に掲載されています