(『天然生活』2020年5月号掲載)
老眼鏡の楽しみ 01
おしゃれに見える
素敵に歳を重ねている人は、老眼鏡もおしゃれ。
かけたり外したりが多いので、思い切ってインパクトのあるデザインを選んでみるのもあり。
カバンからさっとおしゃれな老眼鏡を取り出すしぐさにも、大人の女性を感じます。

老眼鏡の楽しみ 02
人からほめられる
センスのよい老眼鏡を上手に使いこなしていると、「その眼鏡、素敵ですね」「眼鏡がとても似合っていますね」といわれることが増えるもの。
人からほめられることで気分も上がり、老眼鏡ファッションがもっと楽しくなります。

老眼鏡の楽しみ 03
若く見える
自分では気づいていなくても、スマートフォンや商品の値札を見ているときにいつの間にか目を細めている姿は、周りからはふけて見えるもの。
自分に似合う老眼鏡でいつも明るい表情でいるほうが、印象もぐんと若々しくなります。
老眼鏡の楽しみ 04
肩こり、頭痛が減る
見えづらさを我慢していると、眼精疲労や姿勢の悪さから、肩こり、頭痛などの症状を起こしやすくなります。
老眼鏡で目に負担をかけず見ることで、体への負担も少なくなり、知らずに抱えていた不調が改善することも。
老眼鏡の楽しみ 05
シワが防げる
ものがよく見えないと、焦点を合わせようと眉間や額にシワが寄り、険しい表情に。
それが習慣化する前に、老眼鏡の力を借りて表情ジワが深くなるのを防ぎましょう。
眼鏡に目が行き、シワ・シミを隠す、目立たなくするという効果も。

老眼鏡の楽しみ 06
やる気がおきる
周りがいつもぼんやりして見えづらいと、気分もふさぎがちになり、人に会うのもおっくうに。
ものや風景がはっきり見えるクリアな世界が広がると、自分の気持ちも明るくなります。
やる気や挑戦意欲がわいて、行動力も出てきます。

老眼鏡の楽しみ 07
料理がおいしく見える
料理のおいしさは、味はもちろん、見た目も重要。
手元のお皿や料理、素材の色合いがはっきり見えると、そのおいしさがぐんと引き立ってくるはず。
見た目がおいしく感じると、自然と食欲もわいてくるはずです。

老眼鏡の楽しみ 08
自分に自信がもてる
「見える世界がはっきりする」というだけで、脳への刺激が活発になって自信が出てきます。
お気に入りの老眼鏡をかけたおしゃれな自分の見た目に自信がもてれば、自然と背筋も伸び、表情も明るくなります。

老眼鏡の楽しみ 09
眼精疲労が減る
視力を調整する筋肉が衰えてくるのが老眼。
見えづらいのを無理に見ようとすることで、衰えた筋肉にさらに負担をかけることに。
老眼鏡を使うことで、疲れ目、見えづらさなどの眼精疲労の症状が和らぎ、全身のだるさも軽減されます。
〈監修/藤 裕美 イラスト/にしごりるみ 取材・文/工藤千秋〉
藤 裕美(とう・ひろみ)
眼鏡店勤務を経て、渡独しドイツの眼鏡ブランド「frost」で働く。現在は眼鏡スタイリストとして活躍するかたわら、2019年末に自身の眼鏡店「tÖ(トォー)」をオープン。著書に『あなたの眼鏡はここが間違っている』(講談社)など。https://to-o.co/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです