• 東京・松陰神社前にあったカフェ「カフェロッタ」は、2021年9月、20年の歴史に幕を閉じました。店主の桜井かおりさんは、どんなときでも“楽しみ”を見つけるのが得意です。さて、今日はどんな“楽しみ”が見つかるでしょうか。今回は「気持ちのお守り」について。

    「お守り」がポジティブな毎日を支えてくれる

    みなさんはお守りもっていますか? という話。

    今回のお話のお守りとは、神社やお寺で拝受するお守りではなくて気持ちのお守り

    ちょっとスピリチュアルな感じがしますがそれに近いのかな。

    わたしは、店を経営していた時からそして現在も信頼のおける方に年に1、2回鑑定をしていただいています。

    年末または年初に「来年は(今年は)どんなことをやっている姿がみえますか?」とざっくり聞くのです。

    何か悩みがあればそれをみていただくといいのでしょうが、今わたしはそれほどの悩みがないので。

    未だ、げっ! となるような悪いことを言われたことはなく(友人はズバリ言われていました)、毎回「かおりさんは今年も忙しいけど来年はもーっとお仕事であちこち行って忙しくなりますね」とか「パリ関係のお仕事がみえますよ」とか「きゃあ〜!」となる近い未来のわたしの様子を言ってくださるのです。

    魔法の言葉♡ そうするとね、そのチャンスを逃さまいと受け取り態勢になるのです。

    これってとても大切なんです。忙しすぎると周りが見えなくなってせっかくのチャンス到来に気づかないから。

    何事も、ワクワクを大切に

    画像: 散歩の楽しみは、よそのお宅の花鑑賞

    散歩の楽しみは、よそのお宅の花鑑賞

    あ、こんなことを言われたことがありました。

    一緒に暮らす息子から「お母さんおもしろいからYouTubeやったらいいのに」と言われたんです。

    ほうほうユーチューバーか…。でもなんか気が進まないから聞いてみたところ「うーん、やってもいいけどたぶんかおりさんはつまらなくなって続かないと思いますよ」と。ですよね、とあっさりユーチューバーデビューはやめました。笑

    気が進まないってことはそういうことなんですよね。ワクワクが大事!

    あくまでもこれはわたしにとってのお守りの話です。時には息子の言葉がお守りになることだってあります。

    石(クリスタル)もわたしの『お守り』のひとつです。

    デスク周り、ベッドサイド、そして旅先のホテルにオバケが出てこないように旅先にも小さいクリスタルを必ず持っていきます。

    画像: テーブル周りは花以外は何も置かずスッキリ整えていないと嫌だけどパソコン周りは別。苦手なパソコンが少しでも楽しくなるよう好きなものを並べて目からパワーをもらっています。目福♡

    テーブル周りは花以外は何も置かずスッキリ整えていないと嫌だけどパソコン周りは別。苦手なパソコンが少しでも楽しくなるよう好きなものを並べて目からパワーをもらっています。目福♡

    おかげで旅先でオバケを見たことはありません。大勢の前で話すときはポッケにしのばせてます。

    という感じでどっぷりとハマるのではなく、これくらいゆるい感じがいいのです。お守りに応援してもらって、背中をドーーンと押してもらいましょう!

    人生の舵をとるのはあくまでも自分、大切なのはつかんだチャンスは全力で楽しむってことです。

    みなさんのお守りはなんだろう?

    読んでくださってありがとー!



    画像: 何事も、ワクワクを大切に

    桜井かおり(さくらい・かおり)
    文筆家。大手損害保険会社のOLを経て、東京・代官山「クリスマスカンパニー」にアルバイトとして勤務。その後、系列店のテディベア専門店「CUDDLYBROWN」で店長を務める。2001年3月、東京・松陰神社前で「カフェロッタ」をオープン。心のこもった接客に、全国からお客様が足を運び、お客様から相談やお手紙をもらうことも多かったそう。「カフェロッタ」は2021年9月末に建物老朽化のため、惜しまれつつ閉店。現在は、文筆業や、買い付けなどを行う。『カフェロッタのことと、わたしのこと』『愛してやまないカフェロッタのことと、わたしのこと』(ともに旭屋出版)に続く3冊目の著書『マダム・ロッタとパリ行かない?』(旭屋出版)が好評発売中。
    インスタグラム:@kaorilotta

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    『マダム・ロッタとパリ行かない?』(桜井かおり・著/旭屋出版)|amazon.co.jp

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