• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。今年も季節の梅仕事にいそしむ白鳥さん。ジッパー袋を使って梅干しづくりに挑戦します。

    干していいかな? 干したいな。ジッパー袋の梅干しちゃん

    ほんとに梅雨かい? と思うほど暑い日です。

    雨は雨で文句言いますが、暑いは暑いで文句言ってます。

    画像1: 干していいかな? 干したいな。ジッパー袋の梅干しちゃん

    梅雨といったら梅仕事。毎年、梅シロップをつくっているのですが、いい感じになってきたので味見しました。

    全ての分量を適当に入れているので罰ゲームのようなドキドキ感がありますが、大丈夫。今年は酸っぱさ強め甘さ控えめの味わいでした。

    炭酸水で割ったら、この暑い日にぴったり。もう少し置いておけば琥珀色になってきたような記憶があるんですが、氷砂糖が足りなかったかな?

    画像2: 干していいかな? 干したいな。ジッパー袋の梅干しちゃん

    あとすごく気になっているのですが、なんで私の梅はこんなにしわしわになるんでしょうか?

    もっとぽてんとしてほしいんですが、なんか脳みそみたいにしわしわになっていく…と思ったら、若干気持ち悪い。

    食べたら普通にカリっとして美味しかったですが、見た目がかわいくないですね。こういうもんですかね? コツがあったらぜひ教えてください。

    そして今年は梅干しにも挑戦してみました。ハードルが高いと思っていた梅干しが、なんとジッパー袋でつくれるというではありませんか。

    余談ですが私はこの保存袋が大好きで、ニトリで買い、IKEAで買い、100均で買い、ありとあらゆるタイプを家に常備しております。えっへん。

    そんな大好きジッパー袋でつくれるというならつくろう。赤くなってきた梅をスーパーで購入して、梅の重さに対して18%の塩を用意。梅酢を入れると梅酢が出やすくなるらしいのですが、近所では手に入らず。調べたらりんご酢が近いということが分かり、りんご酢を大さじ2

    これらをジッパー袋に入れて、袋ごとゴリゴリ。梅酢出ろ、梅酢出ろ。と念じながらゴリゴリ。

    最後は空気が入らないようにしっかり閉じて、さらにもう一枚袋を重ねて漏れないように。空気に触れさせないことがコツと聞いて入念にやりました。

    あとはバットに乗せて、さらにバットを重ねて水を入れたペットボトルを重石代わりにして置くこと2週間。出ています。梅酢が出ています。嬉しい。

    初めの1週間くらいは毎日梅酢が回るように袋の中をゆらゆらさせて、赤子を寝かしつけるようにしていたのも功を奏していたかもしれません。

    さて、梅雨が明けたら晴天を見計らって3日ほど天日干しするんですよね。と思い、毎日天気予報をチェックしているんですが、こちらまだ梅雨明けの予報は出ていません。

    でも私の感覚では「明けてる」くらい暑いんです。干していいかな? 干したいな。と思いながら、梅干しちゃんを抱きしめています。

    ばあちゃんがつくった梅干しは、全身に衝撃が走る酸っぱさでしたが、私が目指しているのはあれです。腐らないし、夏はあれを食べて「うひょー!」と言うのがいいんですよね。

    「うひょー!」な梅干しを、お弁当やおにぎりに入れるのが今から楽しみです。

    画像3: 干していいかな? 干したいな。ジッパー袋の梅干しちゃん


    画像4: 干していいかな? 干したいな。ジッパー袋の梅干しちゃん

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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