• 心を強くもちたいときに響くのは、やさしく、時に厳しい言葉。OURHOMEを主宰するEmiさんに、元気になれる本を教えてもらいました。
    (『天然生活』2024年3月号掲載)

    なんでもない日々の大切さを思う

    今回、元気になれる本を紹介してくれるのは、読書家のEmiさんです。

    画像1: 「なんでもない日々」の大切さに気づかせてくれる“おすすめ8冊”。OURHOME・Emiさんの読むと元気になれる本

    profile
    Emi
    2012年、整理収納アドバイザーとして独立。兵庫県西宮を拠点に「OURHOME」を主宰。

    「元気を取り戻す方法は、自分のなかにいくつかあって」と話すEmiさん。

    まずは人と会い、話す。ただ、時にはそれがかなわない場合もあります。

    そんなときに手に取るのが、本。

    目の前に広がる現実とは異なる世界に、すっと“ひとりで入る”ことができるのが、本のいいところだといいます。

    この1年で大きく感銘を受けたのは、『わたしのいつものごはん』。

    画像1: 『きょうの料理 わたしのいつものごはん』(栗原はるみ著 NHK出版)

    『きょうの料理 わたしのいつものごはん』(栗原はるみ著 NHK出版)

    「2022年に同い年の大切な方が亡くなり、落ち込んでいました。それでも前に進まねばと本屋さんに出かけ、いつもは目に留まらないレシピ本に手が伸びていたんです。このシンプルなタイトルに込められているのは、普通の日々の大切さ。それを改めて、教えられたように思います。いつもは時短料理中心ですが、この本の中から、本当につくりたいと思ったものをていねいにつくって食べたときに、生きる意味と喜びを感じました」

    『別冊天然生活 本は友だち 人生を変える一冊と出合うために』(扶桑社ムック)

    画像2: 「なんでもない日々」の大切さに気づかせてくれる“おすすめ8冊”。OURHOME・Emiさんの読むと元気になれる本

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    ◆「本」を愛する方々による、読書の楽しみや喜びを改めて教えてくれる1冊◆
    作家・角田光代さん、絵本作家・角野栄子さん、女優・中嶋朋子、作家・北杜夫さんなど、本を愛する方々の本棚を紹介。随筆家の山本ふみこさん、ミュージシャンの坂本美雨さんなど、様々な分野で活躍する方々の愛読書も掲載しています。書店のブックカバーや本の仕立て直し屋さん、ブックディレクターの幅允孝さんによる読書すごろくなど、いつもと違った角度から本を楽しめる1冊です。


    〈イラスト/はまだなぎさ 取材・文/福山雅美〉

    Emi(えみ)
    2012年に、整理収納アドバイザーとして独立。兵庫県西宮を拠点に、「OURHOME」を主宰。多忙な女性たちに寄り添う暮らしまわりの情報発信、オリジナル商品の企画・販売、オンラインレッスン、企業との共同開発など多方面で活躍中。Voicyで平日は毎日「暮らす働く“ちょうどいい”ラジオ」を配信中。インスタグラム@emi.ourhome

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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