福島駅へようこそ!大好きな「キビタン」はどこ?
私は福島県出身で、福島のマスコットキャラクター「キビタン」に出会うと「きゃ!」と心が弾むのですが、最近は、お仕事で福島駅に降り立つたびに、「キビタンがいない、キビタンがいない…」と、さみしく思っていました。
以前は新幹線を降りて改札に向かう途中に、「ようこそ!」と片足をあげて待ってくれていて、なんなら季節に合わせてお洋服も着せてもらって、「おお、今月はクリスマスコスチュームかぁ。」なんて楽しんでいたんです。
ところが、ここ数ヶ月姿が見当たりません。あの巨大なキビタンはいずこへ?

そうしたら灯台下暗し。上りエスカレーターの隅っこにいるではありませんか。
ずっとここにいたの? どうしてこんなに隅っこに追いやられているの? しかもすっぽんぽん! いや、これが公式なんだけど。
それでも健気に「ようこそ!」しているキビタンが愛おしいです。私はこれからもキビタンに会うたびに、「今日も足あがってるね!」とエールを送りたいと思います。よかったらみなさんもよろしくお願いします。
話は変わりまして、ここのところ忙しく過ごしていました。
夫が6月半ばにスペインに行っていたのですが、そのあたりからの記憶が定かではありません。今日をやり切るので精一杯でやんす。
そんな中でも子どもと遊びたい。このまま光の速さで過ぎていくような成長を見逃したくない。なんて気持ちもありまして、3歳の娘と、短時間でも満足できそうな知育菓子をつくって遊びました。
粉に水を入れてこねこねすると、ケーキやクレープなんかに見立てたお菓子が完成するという、子ども心をくすぐるお菓子づくりのキットが売っているのですが、今回は「お寿司」をつくりましたよ。

写真のものが完成品なのですが、何度見てもなかなかのクオリティーだなと感動してしまいます。
マグロと玉子とイクラ。もちろん味はグレープ味だったり、ラムネ味だったりの砂糖菓子なんですが、見た目は完全にお寿司ですよね。しかもイクラなんてつぶつぶが再現されていてすごいです。
ままごととお料理と実験の要素が合わさっていて楽しい上に、子ども曰く、大変美味しいそうです。大人でも夢中になる楽しさでした。
そんな私のお弁当づくりは少々滞り気味でして、大変雑な仕上がりになっております。

子どものごはんの残りものを詰めて、雑に焼いた豚の生姜焼きをドドーンです。知育菓子に見栄えが負けています。夏野菜とか入れたらよかったですかねぇ。
お弁当を持って行くのもドキドキする暑さですが、まだまだ暑さは序盤なんですよね。くれぐれも食中毒にだけは気をつけなくては! と気を引き締めるこの頃です。

白鳥久美子(しらとり・くみこ)
1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。