夏の相棒
カゴバッグ
暑い季節だけではなく、オールシーズン活躍してくれるものも多いかごバッグですが、やはり夏の印象が強いですよね。
上質なお気に入りのかごバッグは、共に過ごす時間の長い、良き相棒となってくれるようです。

天然生活web編集部・関根沙由理さん(写真 左)

お気に入りのセレクトショップで購入した、パープルのカゴバッグ
この連載の担当をしてくれている、独自の世界で、しっかりおしゃれな雰囲気をつくれる関根さん。
関根さんの相棒は、昔、神宮前にあったお気に入りのセレクトショップで購入した、ブラジルの洋服ブランドのカゴバッグ。
パープルとグリーンの色合わせに一目惚れしてしまったそうです。
このバッグを使いたくて、暖かい季節が待ち遠しくなるくらいのお気に入り。
出番の少ない秋と冬は、ちょっとした物入れにしてインテリアとして楽しんでいるそうです。
ブラジルとカゴバッグが、私の中でなかなか結びつかなかったのですが、そのピンとこない感じが、この独特な、色使いとディテールを納得させてくれました。
個性的なアイテムを、しっかり自分のものにすることができる、関根さんならではのバッグです。
エディター・日野晴未さん(写真 中央)

30年以上ずっと愛用している相棒バッグ。デニム素材の中袋がポイント
instagram|@goodmorning0722
ベースにコンサバが存在しつつ、自分らしいカジュアルスタイルが確立しているエディターの日野さん。
日野さんの相棒は、30年以上前、ロスのアメリカンラグシーで購入したかごバッグ。
中袋は日野さんらしいデニム素材。
色落ち具合もよい感じです。
そう言えるのは、デニム素材ならではですね。
コンパクトなカッチリしたフォルムが、カジュアルなスタイルを引き締めてくれるとのこと。
30年以上も活躍し続けている理由はそこにあるようです。
スタイリスト・平井律子さん(写真 右)

10年愛用。ショルダー付き&刺しゅうアレンジで、自分仕様に
instagram|@hirai_ritsuko
ブレることなく、自分らしいスタイルを貫き通している、スタイリストの平井さん。
平井さんの相棒は、10年以上愛用し続けている「MUUN(ムーニュ)」のかごバッグ。
肩に掛けられるショルダー付きなことが大きなポイントのようです。
ワンピースや、着丈の長いトップスを着ることが多い平井さん。
長いショルダーで肩に掛けても、バランスがとりやすいですよね。
平井さんは刺しゅうが趣味で私から見たらプロ級の腕前。
写真ではちゃんと見えていないのが残念なのですが、自分で刺しゅうしたハンカチをバッグの入り口に縫い付け、中が丸見えにならないよう、アレンジしています。
そうしたことで、より使いやすくなったようです。
夏の相棒
サングラス
キラキラっとまぶしい強い日差しを、夏らしい事として楽しませてくれるサングラス。
掛けることに抵抗がある人はまだまだ多いようですが、あるのとないのとでは本当に目の負担が違うんですよね。
サングラスへのこだわりは、みなさんそれぞれです。

エディター・日野晴未さん(写真 上)

運転にも、すっぴんカバーにも頼れるPRADAのサングラス
instagram|@goodmorning0722
日野さんの相棒は、「PRADA(プラダ)」の大きなラウンドフレームのサングラス。
車を運転することが多い日野さんにとって、どこに視線を動かしても、しっかり眩しさを抑えてくれる、大きなレンズは必須のようです。
そして、大きなフレームには、すっぴんの時にシミを隠してくれるという魅力的な利点も。
フリーランスPR・倉地麻子さん(写真 上から2番目)

クリアだけど、眩しさ抑えてくれる。JINSのUVカットサングラス
instagram|@asakokurachi
生粋のおしゃれさんの、倉地さん。大人が着こなすことは難しそうなアイテムもさらりと着こなしてしまいます。
紫外線を浴びるとめまいが起きることがあるという倉地さんが愛用しているのは、「JINS(ジンズ)」のクラウンパントのクリアフレームのサングラス。
UVカット加工されたクリアレンズのメガネをサングラスとして活用しています。
クリアなレンズですが、眩しさも抑えられているようです。
PLAIN PEOPLE プレス・山崎慶子さん(写真 上から3番目)

外でも中でも、ずっとかけていられる。便利な調光レンズサングラス
instagram|@keikoyamazaki_
いつもプレインピープルの洋服を素敵に着こなしている、サラリとかっこいい山崎さん。
山崎さんの相棒は、「MOSCOT(モスコット)」のサングラス。
UVカットはもちろん、紫外線に反応してレンズに色が付く調光レンズ、そしてしっかり度も入っています。
目を気遣い、かける頻度を上げられるよう、全部を盛り込んでみたそうです。
紫外線を浴びると色がつき、ブラウン系のレンズに。
室内に入るとクリアなレンズに。
仕事をするときも外さなくて済むのが調光レンズのいいところですよね。
天然生活web編集部・関根沙由理さん(写真 下)

コーデがキマらない日に、クセありサングラスを
関根さんが好むのは、ちょっと個性的なサングラス。
写真のサングラスは、「Super by RetroSuperFuture(スーパー バイ レトロフューチャー)」のもの。
眩しさや紫外線から目を守るのはもちろんですが、コーディネートのポイントとなるものがお好み。
スタイルがキマり切らない時や、シンプルなデニムスタイルの時にプラスし、自分好みのバランスを整えるようです。
次回は、おしゃれ好きに聞く「夏の相棒〜おしゃれ小物編〜」をお届けします!
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「おしゃれのABC」とは……
ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。
スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。
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<スタイリング/植村美智子 撮影/林 紘輝>

植村 美智子(うえむら・みちこ)
大阪府吹田市出身。文化服装学院卒業。アシスタント経験後、スタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。
Liltin' ファッションコーディネートサービス
https://liltin.com/
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