• おしゃれを楽しみたい気持ちはあるのに、暑さに負けて、おざなりになってしまいがちな夏のファッション。モヤモヤしがちなそのジレンマを解消すべく、わたしのまわりの軸の通ったおしゃれな人たちから話を聞いてきました。今月は、おしゃれな人たちの夏の必需品からヒントをもらい、気分を高めていきます。今回は、日除け対策として愛用している帽子と日傘を教えてもらいました。

    夏の相棒
    帽子

    夏の必需品であり、夏の楽しみでもある帽子。

    それぞれの個性が出る、帽子が出揃いました。

    画像: 夏の相棒 帽子

    スタイリスト・平井律子さん(写真 右2点)

    画像1: おしゃれのABC◇
7月「おしゃれ好き“6人”の夏の必需品を拝見」その(5)〜帽子&日傘編〜
現役スタイリストが、おしゃれの悩みを解決|植村美智子

    “飛ばない・たためる・高さがある”が、帽子を選ぶ条件

    instagram|@hirai_ritsuko

    ブレることなく、自分らしいスタイルを貫き通している、スタイリストの平井さん。

    平井さんが愛用しているのは、3年前から活躍している「Mia Hat & Accessory(ミアハットアンドアクセサリー)」のコットンハット(左)と、今年購入した「odds(オッズ)」のペーパー素材のクロッシェハット(右)。

    クラウン(帽子の山の部分)に高さがある物が好みで、自転車に乗るので、風で飛んで行かないよう、あご紐やリボンは必須。

    自転車を降りると脱ぐことが多いので、折りたたんで持ち歩けることも、愛用アイテムとしての条件のようです。

    フリーランスPR・倉地麻子さん(写真 中央2点)

    画像2: おしゃれのABC◇
7月「おしゃれ好き“6人”の夏の必需品を拝見」その(5)〜帽子&日傘編〜
現役スタイリストが、おしゃれの悩みを解決|植村美智子

    ストローハットで楽しむ、夏のスタイル

    instagram|@asakokurachi

    生粋のおしゃれさんの、倉地さん。

    大人が着こなすことは難しそうなアイテムもさらりと着こなしてしまいます。

    倉地さんが教えてくれたのは、夏ならではのおしゃれを楽しませてくれるストローハット。

    「Mia Hat & Accessory (ミアハットアンドアクセサリー)」(上)と、「La Maison de Lyllis(メゾンドリリス)」(下)のハットを愛用しています。

    そして、平井さん同様、クラウンに高さがあるものが好みなんだそうです。

    二人に共通しているのは背が高いこと。

    背が高いと、高さがある帽子でもバランスよく被りこなすことができますよね。

    ちなみに、身長151cmの私が、同じタイプの帽子を被ると、比率的に存在が大きくなりすぎてしまい、バランスよく被りこなすことがなかなか難しいです。

    天然生活web編集部・関根沙由理さん(写真 左2点)

    画像3: おしゃれのABC◇
7月「おしゃれ好き“6人”の夏の必需品を拝見」その(5)〜帽子&日傘編〜
現役スタイリストが、おしゃれの悩みを解決|植村美智子

    気負わず楽しむ、プチプラの帽子選び

    この連載の担当をしてくれている、関根さん。

    独自の世界で、しっかりおしゃれな雰囲気をつくれる頼れる編集者です。

    個性的なアイテムが多い関根さんの相棒は、「TOPSHOP(トップショップ)」の花柄ハットと、「H&M(エイチアンドエム)」のチェックのハット。

    この帽子をかぶっていると、お友達に「見つけやすくていい」と言われるそうです。

    150cm台の身長の関根さんの愛用している帽子は、二人のものに比べると、やはり少し浅めで、小振りですね。

    夏の相棒
    日傘

    ここのところの暑さでは、日傘なしでは過ごせません。

    みなさんそれぞれこだわりがあるようです。

    画像1: 夏の相棒 日傘
    画像2: 夏の相棒 日傘

    BIGIプレス・山野内裕紀子さん、天然生活web編集部・関根沙由理さん|mont-bellのサンブロックアンブレラ(写真 左上)

    画像4: おしゃれのABC◇
7月「おしゃれ好き“6人”の夏の必需品を拝見」その(5)〜帽子&日傘編〜
現役スタイリストが、おしゃれの悩みを解決|植村美智子

    機能性はもちろん、スタイリングの邪魔にならないところも◎

    instagram|@yukikoyamanouchi

    画像5: おしゃれのABC◇
7月「おしゃれ好き“6人”の夏の必需品を拝見」その(5)〜帽子&日傘編〜
現役スタイリストが、おしゃれの悩みを解決|植村美智子

    編集部でも、愛用している方が多いです!

    着こなし上手で、とにかく洋服が似合う山野内さんと関根さんから2票入った「mont-bell(モンベル)」のシルバーの日傘。

    私の周りには他にも愛用している人が多い、アウトドアブランドの本気の日傘です。

    お二人から聞いた話をまとめると、遮熱効果に優れていること、軽量なこと、スタイリングの邪魔をしないこと、が魅力のようです。

    晴雨兼用タイプは、いきなりの雨にも対応できて安心ですよね。

    スタイリスト・植村|TraditionalWeatherwearのシルバーの折りたたみ傘(写真 右上)

    画像6: おしゃれのABC◇
7月「おしゃれ好き“6人”の夏の必需品を拝見」その(5)〜帽子&日傘編〜
現役スタイリストが、おしゃれの悩みを解決|植村美智子

    5年愛用中。シルバーの色味とコンパクトさが好み

    instagram|@liltin

    私が愛用しているのは、「TraditionalWeatherwear(トラディショナルウエザーウエア)」のシルバーの折りたたみ傘。

    「mont-bell」のシルバーの傘同様、遮熱効果が高いこと、スタイリングの邪魔をしないことが魅力。

    小さめなバッグにも収まるコンパクトさと、シルバーの色味が好みという点で、わたしはTWW派です。

    ただ、生地に厚みがあるからか、シルバーの部分の滑りが悪いからか、パッと閉じて、パッと畳むというわけにはいかず、きれいに折り畳みにくいのがちょっと残念なポイント。

    それでも、やはり、この傘が好きで、強風で壊れてしまったりしながらも、5年ほど使い続けています。

    スタイリスト・平井律子さん|SUN BARRIER 100の折りたたみ傘(写真 左下)

    画像7: おしゃれのABC◇
7月「おしゃれ好き“6人”の夏の必需品を拝見」その(5)〜帽子&日傘編〜
現役スタイリストが、おしゃれの悩みを解決|植村美智子

    本当に涼しい! もう手放せない、サンバリア100の優秀日傘

    instagram|@hirai_ritsuko

    平井さんが愛用しているのは、「SUN BARRIER 100(サンバリア 100)」の日傘。

    これをさしていると、とにかく涼しいんだそう。

    一度修理に出したことがあり、その間、別の傘を使っていたけど、涼しさが、全然違ったとのこと。

    もう手放せないようです。

    Liltin’のお客様にも愛用されている方が多く、ホームページを見ながら商品からお選びしたことが何度かあります。

    PLAIN PEOPLE・プレス山崎慶子さん|breezy blueの長傘(写真 右下)

    画像8: おしゃれのABC◇
7月「おしゃれ好き“6人”の夏の必需品を拝見」その(5)〜帽子&日傘編〜
現役スタイリストが、おしゃれの悩みを解決|植村美智子

    おめかしの日は、注染の木綿傘で華やかに

    instagram|@keikoyamazaki_

    いつもプレインピープルの洋服を素敵に着こなしている、サラリとかっこいい山崎さん。

    山崎さんが教えてくれたのは、「breezy blue(ブリージブルー)」の、日本の伝統技法「注染」による木綿の日傘。

    本格的な遮光の日傘も持っているそうですが、おめかしして出かけるときには、この日傘をさすそうです。

    鮮やかな絵柄の日傘は、おしゃれアイテムとして欠かせないようです。

    外に出ている時間が短い時などは、自分好みの柄の傘で、気分を上げるのもよいですね。

     

    次回は、おしゃれ好きに聞く「夏を心地よく過ごすための必需品」をお届けします!

    * * *

    「おしゃれのABC」とは……

    ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。

    スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。



    <スタイリング/植村美智子 撮影/林 紘輝>

    画像: PLAIN PEOPLE・プレス山崎慶子さん|breezy blueの長傘(写真 右下)

    植村 美智子(うえむら・みちこ)
    大阪府吹田市出身。文化服装学院卒業。アシスタント経験後、スタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。

    https://uemuramichiko.com/

    Liltin' ファッションコーディネートサービス
    https://liltin.com/

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