きゅうりの大量消費にもおすすめ!
簡単につくれて1週間保存できる「つくりおき」
きゅうりが最盛期を迎え、家庭菜園をされている方々からは「たくさん採れて食べきれない」という声も聞こえます。
この時期は「きゅうりをもらってほしい」と連絡をくれる知り合いも多く、なんとかおいしく食べつくす方法を考えたりしています。
そこで今回は、簡単にできる「きゅうりの即席漬け」をご紹介します。
ごはんのお供はもちろん、お弁当にも便利です。

きゅうりを3本使用。たくさん使いたいときにもおすすめのレシピです
きゅうりを輪切りにして、漬け汁と一緒に加熱するだけ
きゅうりは塩もみの必要はありません。
輪切りにしたきゅうりは漬け汁と一緒に加熱して、あとは予熱で味をしみ込ませます。
漬け汁を加熱するのは、調味料の味の角を取ってまろやかにするためと、冷めていく過程で味がしみ込みやすくなるからです。

きゅうりを漬け汁に入れて加熱するだけで完成!
ただし、きゅうりの食感を残したいので、漬け汁が沸騰したらしばらく混ぜて、早めに火を止めましょう。
目安は、きゅうりの表面が、薄茶色に色づいてきたらです。
冷蔵庫で1週間保存ができますので、次第に味がしっかりしみ込んだ状態もお楽しみいただけます。

きゅうりの食感を残すため、加熱しすぎないのがポイントです
「きゅうりの即席漬け」のつくり方

材料(つくりやすい分量)
● きゅうり | 3本 |
● 人参 | 6cm分 |
● しょうが | 1片 |
● 赤とうがらし(輪切り) | 1本分 |
● A(漬け汁) | |
・しょうゆ | 60mL |
・酢 | 30mL |
・砂糖 | 15g |

つくり方
1 きゅうりは8mm~1cmくらいの輪切り、にんじんは約2cmの長さに3等分にして細切り、しょうがは細切りにする。

2 鍋にAときゅうり、にんじん、しょうが、赤とうがらしを入れて中火で加熱する。ときどき木べらで全体を混ぜる。

3 汁が沸騰して、きゅうりの表面が薄茶色になりはじめたら、火を止めてそのまま冷ます。

4 粗熱が取れたら、容器に移して冷蔵保存する。(保存期間は1週間程度)

本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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