(『天然生活web』初出2021年8月5日)
みょうがのこと

みょうがは、本州から沖縄まで自生する多年草で、生姜の仲間です。生姜などと共に花も茎も香味野菜として日本では古くから親しまれていますが、食用に栽培しているのは日本だけで、日本でしか食べられない野菜のひとつです。
みょうがは地下に地下茎を伸ばして広がります。地表に伸びている、葉がついた茎のようなものは、茎ではなく偽茎と言われるものです。そして、赤い芽の様なもの、いわゆる「みょうが」が、土から顔を出すのですが、これは花のつぼみのようなものなのです。
なので、みょうがの事を「花みょうが」と呼ぶこともあります。通年通して流通していますが、旬は6月〜10月です。みょうがの独特な香りはアルファピネンという精油成分によるもので、発汗、呼吸、血液の循環などの機能を促す作用があります。
甘酢みょうがのつくり方

さっぱりとしているので箸休めにもおすすめ。
材料(つくりやすい分量)
| ● みょうが | 5個 |
| ● 塩 | 少々 |
| ● A | |
| ・ 三温糖 | 大さじ1 |
| ・ 米酢 | 大さじ4 |
| ・ 酒 | 大さじ2 |
| ・ 赤唐辛子 | 1cm |
| ・ 塩 | 少々 |
つくり方
1 Aを小鍋に入れ、中火にかけ、三温糖を煮溶かしておく。

2 みょうがは縦半分〜4つ切りにする。沸騰した湯に塩を加え、みょうがをさっとゆでる。茹ですぎず、色が変わったらぱっと取り出す。


3 密封瓶に合わせて、冷蔵庫で3時間ほどなじませる。

〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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