暑い日はレンジで調理! 手軽につくれる「自家製なめたけ」
暑い日が続きます。
食欲も減退しがちですが、体は食べたものでつくられますから、無理なく食べ繋ぐことをしていきたいですね。
今回は火を使わずにできる常備菜、レンジでつくる「なめたけ」をご紹介します。
市販のものを買わなくても、えのきだけに調味料を混ぜてレンジ加熱で完成します。

レンジで手軽につくれる「なめたけ」。自分好みの味付けにできるのもうれしい
自家製ならば、味付けは自分の好みに調整できます。
面倒なポイントは、えのきだけをほぐすことだけ。
あとはレンジにお任せです。
ごはんのおともはもちろん、冷やっこやそう麺にもよく合います

暑い夏はひんやりした豆腐になめたけを乗せたら、満足感のある副菜に
温かいごはんにも冷たいそう麺にもよく合いますが、冷やっこや、ゆでたブロッコリーにかければ副菜にもなります。
保存は冷蔵庫で3日ほどです。
ちなみに、きのこそのものは冷凍保存できます。
ですから、冷凍したえのきだけを使っても同じようにつくることができます。その場合、加熱時間は同じで大丈夫です。
えのきだけは季節を問わず価格も安定している優秀食材、家計のお助け食材です。
凍らせて常備しておけば、今回のなめたけだけでなく、そのまま味噌汁の具に使っても良いですね。
キッチンに立ちたくないほど暑くてしんどい日は、ぜひレンチンでできるこのレシピをお試しください。
「レンジなめたけ」のつくり方

材料(つくりやすい分量)
● えのきだけ | 1束(200gのものを使用) |
● しょうが | 1片 |
● A | |
・しょうゆ | 大さじ1 |
・酒 | 大さじ1 |
・みりん | 大さじ1 |
・酢 | 大さじ1/2 |

つくり方
1 えのきだけの軸を切り落とし、長さを半分に切ってほぐしておく。しょうがは皮付きのまま細切りにする。
2 耐熱容器に、えのきだけとしょうがを入れ、Aを振りかけてラップをして600Wのレンジで2分半加熱する。


3 一度取り出して、全体をよく混ぜてから再度ラップをして1分半加熱する。

4 よく混ぜたら出来上がり。
本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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