• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、火を使わずにつくれる「レンジなめたけ」のお話です。

    暑い日はレンジで調理! 手軽につくれる「自家製なめたけ」

    暑い日が続きます。

    食欲も減退しがちですが、体は食べたものでつくられますから、無理なく食べ繋ぐことをしていきたいですね。

    今回は火を使わずにできる常備菜、レンジでつくる「なめたけ」をご紹介します。

    市販のものを買わなくても、えのきだけに調味料を混ぜてレンジ加熱で完成します。

    画像: レンジで手軽につくれる「なめたけ」。自分好みの味付けにできるのもうれしい

    レンジで手軽につくれる「なめたけ」。自分好みの味付けにできるのもうれしい

    自家製ならば、味付けは自分の好みに調整できます。

    面倒なポイントは、えのきだけをほぐすことだけ。

    あとはレンジにお任せです。

    ごはんのおともはもちろん、冷やっこやそう麺にもよく合います

    画像: 暑い夏はひんやりした豆腐になめたけを乗せたら、満足感のある副菜に

    暑い夏はひんやりした豆腐になめたけを乗せたら、満足感のある副菜に

    温かいごはんにも冷たいそう麺にもよく合いますが、冷やっこや、ゆでたブロッコリーにかければ副菜にもなります。

    保存は冷蔵庫で3日ほどです。

    ちなみに、きのこそのものは冷凍保存できます。

    ですから、冷凍したえのきだけを使っても同じようにつくることができます。その場合、加熱時間は同じで大丈夫です。

    えのきだけは季節を問わず価格も安定している優秀食材、家計のお助け食材です。

    凍らせて常備しておけば、今回のなめたけだけでなく、そのまま味噌汁の具に使っても良いですね。

    キッチンに立ちたくないほど暑くてしんどい日は、ぜひレンチンでできるこのレシピをお試しください。

    「レンジなめたけ」のつくり方

    画像: 「レンジなめたけ」のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● えのきだけ1束(200gのものを使用)
    ● しょうが1片
    A
    ・しょうゆ大さじ1
    ・酒大さじ1
    ・みりん大さじ1
    ・酢大さじ1/2
    画像: 材料(つくりやすい分量)

    つくり方

     えのきだけの軸を切り落とし、長さを半分に切ってほぐしておく。しょうがは皮付きのまま細切りにする。

     耐熱容器に、えのきだけとしょうがを入れ、Aを振りかけてラップをして600Wのレンジで2分半加熱する。

    画像1: レンジでかんたん「なめたけ」のつくり方。家計の‟お助け食材”えのきだけで、火を使わない夏のつくりおき|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」
    画像2: レンジでかんたん「なめたけ」のつくり方。家計の‟お助け食材”えのきだけで、火を使わない夏のつくりおき|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」

     一度取り出して、全体をよく混ぜてから再度ラップをして1分半加熱する。

    画像: つくり方

     よく混ぜたら出来上がり。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
    ● Instagram:@cafe.rietta
    ● Voicy:@cafe.rietta
    ● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/

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