体の中に疲れが蓄積していたり、日頃のストレスもあったりして、なかなかぐっすり眠れない......。そんなときは、ベッドや布団の上でできる「寝落ちヨガ」で体と心をゆるめてみましょう。ストンと寝落ちできます。今回は、ヨガインストラクターのMarikoさんに、わきを伸ばして全身に酸素を送るヨガのポーズを教わります。
(『天然生活』2024年10月号掲載)
(『天然生活』2024年10月号掲載)
疲労回復
寝る前に仕事や家事で疲れた体をいたわり、疲れを解消するポーズ。
肩こりや足のむくみなど、その日気になる部分だけやっても。
わきを伸ばして全身に酸素を
扇のポーズ
⚫︎呼吸機能アップ ⚫︎肩こり解消 ⚫︎自律神経を整える⚫︎内臓機能アップ ⚫︎腰痛の改善
日常的に下げている手を大きく上に上げ、体側の筋肉をしっかり伸ばしながら深い呼吸をする「扇のポーズ」
肩こり解消に加え、背骨を整えることによる姿勢改善にもなります。体を真横に倒すのを意識して。
1 片足を曲げて、かかとを体の中心に引き寄せる。もう片方の足は、横に伸ばせる範囲で伸ばす。

横に伸ばせなければ斜め前に伸ばしても
2 息を吸いながら手を上げ、吐きながら伸ばしている足のほうに上体を真横に傾ける。目線は上げている手のほうへ。反対側も行う。

上げている手が前に倒れないようにする
<監修/Mariko 取材・文/工藤千秋 イラスト/徳丸ゆう>
Mariko(まりこ)
ヨガインストラクター。夫のTomoya氏とYouTubeチャンネル「B-Flow(旧B-life)」を運営。わかりやすい指導とニーズに合わせたきめ細かなプログラム、クオリティの高い映像が評判を呼び、チャンネル登録者数は227万人に。日本で最も人気のあるヨガYouTuberとなる。著書に『寝る前10分 魔法の寝落ちヨガ』(B-life著・小学館)など多数。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです