デザイナーのかわいきみ子さんに、ミシンの基本の縫い方「ジグザグ縫い」でつくる簡単小物「ジグザグステッチの雑巾」のつくり方を教わります。ジグザグ縫いは、裁ち端のほつれ止めにも活用できる縫い方。家にあるフェイスタオルで、日々の掃除に大活躍するアイテムをつくってみましょう。
ジグザグ縫いで
ジグザグステッチの雑巾のつくり方
ジグザグステッチでつくる雑巾は、ぎゅっと絞ってもミシン糸が切れない優れもの。
縫い目の大きさを変えたり、模様をストライプや格子にしたり、試し縫い感覚で、楽しみながらラフな気分で縫ってみましょう。

でき上がり寸法
横33×縦22~25cm
材料
● フェイスタオル | 1枚 |
※温泉や粗品でもらうタオルなど。薄めのものが適している。 |
つくり方
1 タオル端の厚い部分をカットする。

2 反対側のプリント部分は織り地の変わり目で縫いしろを1cmつけてカットする。

3 2の縫いしろを1cm折り、タオルを写真のようにたたむ。

4 端から0.5cmの位置にジグザグ縫いをして、縫い留める。

5 幅を均等に分割し、ジグザグ縫いを3本ずつかける。細かく分割しすぎると縫い目でタオルが固くなり、使いづらくなるので注意。縫い目の大きさや幅を変えるとアクセントに。


ジグザグ縫いのアップ。
〈監修/かわいきみ子 撮影/砂原 文(作品写真)、村尾香織(プロセス写真)〉
かわいきみ子(かわい・きみこ)
NHK「すてきにハンドメイド」出演のほか、書籍などで洋裁と手芸の幅広い手法を取り入れた作品を発表。初心者にもやさしい、数々の入門書やレッスンで人気を集める。