(『天然生活』2024年10月号掲載)
橋本靖代さんの定番マイルール4つ
1.カラフルな色を効かせる

「安心だから」とベージュやグレーの服を選んでばかりいると、着こなしがぼやけてしまいがち。それよりは見た目も気分も明るくなる、ビビッドな色を使ったほうが印象も引き締まります。
「色のもつパワーは強力、ぜひその力を借りましょう。きれい色を着ていると人に褒められることも多いはず」
2.着こなしに迷ったら白いパンツ

年中パンツスタイルという橋本さん。色合わせに迷ったら「ボトムを白」と決めると、コーディネートが決まりやすいそう。
「当たり前ですが、白は合わせる色を選ばないし、1枚加えるだけで着こなしに軽さや清潔感が生まれます」。写真はすべて「eleven2nd」のもの。
3.ソックスと合わせるサンダル


足元の定番は「ダンスコ」のサンダル。
「ソックスの合わせ方でも着こなしを楽しみたいので、つま先が開いたタイプを。気づけばツーストラップが多くなっていました」
秋冬はウール、春夏はシルクやリネンのソックスを。足元に抜け感がプラスされることで、全身のバランスも軽やかに。
4.心地いい上質な素材を

服選びの第一の基準は「いい素材かどうか」。シンプルな服ほど素材のよしあしが際立ち、肌に触れて気持ちいい服は、心にもいい影響が。
「そして素材がいい服はやっぱり、見た目も確実にいい雰囲気になりますよね。長く大切に着つづけることができるし、1枚ずつ買い足していく喜びもあります」

身に着けるアクセサリーはリングのみ。
「香水をつけてリングをするのが、外出前のおしゃれのスイッチのような感じです」
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▼橋本さんの定番スタイルのつくり方についての記事はこちら
>>記事リンク https://tennenseikatsu.jp/_ct/17789304
〈撮影/砂原 文 取材・文/田中のり子〉
橋本靖代(はしもと・やすよ)
アパレル会社にてデザイン・企画を経験したのち、アパレルブランド「n100」で活躍。2018年に自身によるブランド「eleven2nd」を設立し、上質なニットウエアを中心に、シンプルで着心地のいいアイテムを提案。不定期で「KoYA shop」をオープン。インスタグラム(@eleven2nd)にて、着こなしやアイテム使いを紹介している。
インスタグラム:@eleven2nd
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです