• YouTubeチャンネル「futaba」で凛とした暮らしを発信する深尾双葉さんに、水と布だけで清々しさを保つ掃除のコツを教えてもらいました。自分が好きなものにとことん向き合い、不要なものを手放すことで心と暮らしを整えた深尾さん。整えた部屋を保つための工夫には、軽やかに生きるヒントが詰まっています。
    (『ほんとうの豊かさに出合うための9週間』より)

    水と布だけで清々しさを保てる

    拭き掃除では、基本的に洗剤は使わず、水だけで拭きます。ウエスを濡らして絞って拭く、たったそれだけですが、拭いた後には部屋の空気まで拭き清められたような清々しさを感じます。

    画像1: 水と布だけで清々しさを保てる

    ちなみに、寝室はカーペットなので拭き掃除ではなく、粘着カーペットクリーナーをかけています。洗面所は、朝の洗顔後に使ったタオルで鏡や洗面台を拭いて、そのまま洗濯かごの中へ。

    最近は、マンションのエレベーター前から家のドアまでの共用廊下を箒で掃いたり、気になる部分は拭き掃除をしています。そうすると、部屋まで続く道から、まるで神社の参道のような気持ち良さを感じるのです。

    拭き掃除後のなんともいえない空気の美味しさ。使う物は、水と布と自分の手だけで、とにかくシンプルで簡単です。

    拭き掃除は、家を清められた空間にする一番簡単で確実な方法だと思います。

    画像: 日課の拭き掃除には、使い古した布で作るウエスを活用

    日課の拭き掃除には、使い古した布で作るウエスを活用

    もしかしたら「毎日水拭きするのは大変、続けられない」と思われるかもしれませんが、毎日拭くことで汚れやホコリがたまりにくくなり、そのうちに最小限の労力できれいな状態をキープできるようになると思います。

    汚れてからまとめて丁寧に掃除するのではなく、ざっとでも良いから、まめに続ける方が、結果として負担は少ないと感じます。

    拭く順番や場所などは決めず、気になったところをただ拭くだけ。朝から出かける日は帰宅後にするなど、行う時間は無理せず臨機応変にしています。

    以前は綿密な計画を立てて、途中で続かなくなるということの連続でした。今は自分に何も強制せず、その時々で気になったところを心の趣くままに拭く。そんな気軽な向き合い方だから辛くならず、続いているのかもしれません。

    画像2: 水と布だけで清々しさを保てる

    本記事は『ほんとうの豊かさに出合うための9週間』(KADOKAWA)からの抜粋です

    〈撮影/メグミ〉

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    『ほんとうの豊かさに出合うための9週間』(深尾 双葉・著/KADOKAWAA)

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    「部屋が物だらけでなんだか落ち着かない」「好きな物に囲まれているはずなのに気に入らない」……そんなお悩みはありませんか? やみくもに物を減らすのではなく、自分が本当に好きな物・美しいと思う物にとことん向き合って、何を残すかを決めることで、自然と部屋が変わっていきます。さらに部屋と心は連動しているもの。9週間のうち、前半週(1~5週)で部屋を整え、後半週(6~9週)からは心を整えていくための生活習慣について紹介します。



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