(『天然生活』2024年11月号掲載)
教えてくれた人:水谷妙子さん

「手放す際、損をしたくない、過去の選択を否定したくないと思うと片づきません。買取や回収サービスは、そういう思いも手放せます」
[衣類]
靴とバッグは自治体の回収サービスへ
![画像: [衣類] 靴とバッグは自治体の回収サービスへ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2025/09/29/35ae503984ff15ce78c06277f144d5f8cb1b81fa.jpg)
整理収納アドバイザーの水谷妙子さんが活用するのは、自治体の回収サービス。指定の場所に持ち込むのは、売れなそうだけれどまだ使える靴やバッグです。
「回収の日は月に1回ほど。処分したいときにすぐというわけにはいきませんが、頻繁にたまるものではありませんし、次の人に使ってもらえるなら、ありがたいです」
[衣類]
売れそうな衣類は買取サービスを利用
![画像: [衣類] 売れそうな衣類は買取サービスを利用](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2025/09/29/da74168a7ee3945fc7ea9652a9f7208b49b70a77.jpg)
不要な衣類を手放す際、フリマアプリは相手とのやりとりが必要、「売れ待ち」で不要品が家にある状態が続く、梱包や送付に手間がかかることから、買取サービスを利用。
「量が多いときは宅配、少ないときは店頭買取で。整理にはある程度のスピードも必要です。すぐに片づくことで、すっきりを維持することにつながります」
●トレファクスタイル/トレジャー・ファクトリー
[家具]
役目を終えた収納用品はリサイクルへ
![画像: [家具] 役目を終えた収納用品はリサイクルへ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2025/09/29/dec106eedcb61f7c6073cecc7b52e24112ac25c2.jpg)
「無印良品」のプラスチック製の収納用品は、「無印良品」の店頭回収に持ち込みます。
「粗大ごみは手続きに手間がかかりますし、プラごみを出すのは引け目を感じます。『無印良品』の案内によると、基準を満たしたものは中古品として再販売か、粉砕・洗浄して別商品に生まれ変わるそうで、手放す際の気持ちが楽になりました」
●リユース・リサイクル活動/無印良品銀座
〈イラスト/はまだなぎさ 取材・文/長谷川未緒〉
水谷妙子(みずたに・たえこ)
整理収納アドバイザー。「無印良品」で生活雑貨の企画デザインに13年間携わり、2018年に独立。著書に『水谷妙子の取捨選択 できれば家事をしたくない私のモノ選び』(主婦の友社)など多数。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです