子どもを連れて東京⇔福島を行ったり来たり。私は風邪でダウン。子どもたちは元気モリモリ
前回のコラムで風邪ひかないように気をつけようなんて言っていたくせに、言っている本人がまんまと風邪をひきましたよ。ごめんなさい!
そもそも薄着でいる自分も悪いんですが、言い訳させて下さいまし。
夫との仕事の兼ね合いで、私が福島仕事の時は、実家の母に子どもをみてもらわないと無理そうだということになりました。
そのため10月に入ってからは毎週、2人の子どもを連れて福島を行ったり来たり。

東京での仕事が終わったら、保育園終わりの子どもをピックアップしてそのまま新幹線で福島へ。その次の日に福島で仕事して、そのまま実家にいる子どもをピックアップしてまた新幹線で東京へ。
そんな事を毎週やっていたら、そもそも体力が削られて、あれノドが痛い気がする… と思ったら風邪をひきました。
子どもたちは元気モリモリなのが、せめてもの救いでした。
これのために頑張るんだと心の支えにしていたアーティストさんのライブも、体調悪くキャンセルして落ち込む私。
夫はポヤッとしているもんで、私から休ませてくれと言って、そこから寝まくって、ようやく回復。
その間も私がごはんつくったり洗濯したりしてたけどね! と夫にもプンスコしていました。
仕事中は気を張っているのもあって、元気にやれてよかったです。
青梅市の1日警察所長のお仕事で立派な制服も着せていただき、憧れのピーポくんとも写真を撮れました。

青梅市はいい街だったなぁ。今度は家族で遊びに行ってみたいと思います。ピーポくんの写真を見るだけで元気になれたよ。
そんな慌ただしい10月だったもので、2歳になる息子の誕生日のお祝いもできてなかったのですが、先日、上野動物園におでかけしてきました。
家では手巻き寿司、息子は海鮮焼きモリモリごはんでお祝い。最後はアイスケーキにロウソクを立ててハッピーバースデーを歌いました。

なぜかお姉ちゃん好みのプリンセスのアイスケーキで、ロウソクもお姉ちゃんが我先にと吹き消していましたが。それもご愛嬌ということで。
なんだか私1人がバタバタしていて、ダウンして。と悲観的になっていましたが、子ども達を見ているとなんだか母がこんなにどうしようもなくても、たくましく生活しているなぁ。と思いました。
私が側にいなくても、あれやこれやと世話を焼かなくても、本人達の本来持っている力で育つ部分もたくさんあるんだなぁなんて。
危険なことは親が見張ってないといけませんが、衣食住が足りて、子どももいろんな人に関わることで、たくましく育つ面もあるんでしょうね。
子どもが産まれてから、俵万智さんの短歌に励まされていましたが、特にここ最近はよく口ずさんでいました。
「親は子を 育ててきたと 言うけれど 勝手に赤い 畑のトマト」
出典:俵万智「サラダ記念日」河出書房新社
大丈夫。勝手に赤くなる! と思えると、心も少し軽くなるのでした。

白鳥久美子(しらとり・くみこ)
1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。





