• 寒い季節。縮こまってしまいがちな心と体を上手にほぐして、整えてあげたいものです。今回は、「デプト」オーナーでアクティビストのeriさんの、冬の暮らしを伺いました。
    (『天然生活』2024年12月号掲載)

    冬をより好きになる多幸感が溢れるケア

    「デプト カンパニー」代表でアクティビストのeriさんは、冬生まれだからか夏より冬のほうが好き。

    冬の相棒として紹介してくれたアイテムも、好きな冬がより好きになる多幸感を高めてくれるものだそう。

    これらで準備万端に体を整えると、寒さも心地よく感じられるといいます。

    画像: 愛猫の紋太郎くんと寄り添い、タイで買ってきたハーブミックスを入れた足湯を楽しむeriさん。差し湯をしながら、小1時間ほど行うことも

    愛猫の紋太郎くんと寄り添い、タイで買ってきたハーブミックスを入れた足湯を楽しむeriさん。差し湯をしながら、小1時間ほど行うことも

    最近はサウナが好きになり、今年の冬は、山にある別宅の庭で、ハーブミックスを使った簡易サウナに入るのを心待ちにしています。

    「サウナの気持ちよさは、ほかでは得られないんですよね。フィンランドの人たちのように寒い外でやってみたいと思って」

    多岐にわたるケアアイテムは、何かいいものがないかな、といつも探していて、見たり聞いたりしたらすぐに実践します。

    商品のよさはもちろんのこと、生産の背景や生産者の思いも選択基準に。

    画像: ホタテの貝殻を粉状にしたマルチパウダー。洗濯や掃除、入浴時のお供に

    ホタテの貝殻を粉状にしたマルチパウダー。洗濯や掃除、入浴時のお供に

    たとえばホタテパウダーは、産業廃棄物になるホタテの貝殻の利用や、プラスチックフリー、水に流したときの環境への配慮などにも共感して使っています。

    「使い捨てだったり、プラスチックがたくさん使われていたりしたら、罪悪感が生まれて多幸感も損なわれると思うんです。つくり手の哲学を知ったうえで、納得して安心できるものを選び、冬を楽しみたいですね」

    画像: ヤクの毛100%のベスト。毛を梳いて採取するので、動物への負担が少ない

    ヤクの毛100%のベスト。毛を梳いて採取するので、動物への負担が少ない



    〈撮影/中垣美沙 取材・文/長谷川未緒〉

    eri(えり)
    デプト カンパニー代表。アパレル経営を通じて、繊維産業、環境課題、気候危機にどうアプローチできるか模索中。アクティビストとしてさまざまな社会問題に関心を寄せ、市民による課題解決のためのアクションなど、活動は多岐にわたる。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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