• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。夫・チェリー吉武さんの実家、佐賀で遊んだ白鳥さん。おみやげに名産のレンコンを買って帰ります。

    変わらない“感動のおいしさ”で湧き上がるレンコン畑の思い出

    夫の実家、佐賀県で開催していたバルーンフェスタに遊びに行った際、お店がずらっと並んでいる一画に佐賀の名産、レンコンが売っていました。

    その昔、レンコンのロケで佐賀に行かせてもらったことがあり、そこで立派な長い泥付きレンコンを買わせていただき、食べてびっくり。その美味しさに感動した思い出があります。

    「あ!レンコンだ!」と思った時にはもうすでにお会計を済ませていました。

    画像1: 変わらない“感動のおいしさ”で湧き上がるレンコン畑の思い出

    荷物になろうがかまわない。絶対持って帰って食べるぞ。まずは大好きな酢レンコンだ。

    こんなに立派で800円。安い。この8分の1くらいの大きさで我が家近くのスーパーならいくら…と計算。絶対安い

    残ったら、煮物、他には素揚げしてカレーやサラダの上に乗せたら華やぐな。お弁当に入れてもいいな。レンコンの丸い穴は、お弁当に入れるとそれだけで見栄えが凄まじい。など、思考がうごめきます。

    画像2: 変わらない“感動のおいしさ”で湧き上がるレンコン畑の思い出

    東京に帰ってきて、すぐさま酢レンコンをつくりました。シャキシャキした歯応えがたまらず、夕飯に出したら夫と私であっという間に食べ尽くしてしまいました。

    あとは煮物にしたり、お味噌汁に入れたり。根菜類は寒い季節にお味噌汁に入れれば「身体の中からあったまんだぞい。(訳:温まるのよねぇ)」と言っていた、ばあちゃんの言葉がこだまして、なんだか得した気分にもなりました。

    以前行ったロケではレンコン畑の中に入れてもらい、収穫体験もさせてもらいました。

    泥に入るだけでテンションが上がり、消防車を彷彿とさせる水圧の水でもって畑を分け入っていった記憶があるのですが、あれも楽しかったなぁ。

    思えば泥遊びとは楽しいものです。子どもと一緒によく砂場で遊びますが、必ずと言っていいほど子どもは水を土にかけて泥水をつくりたがります。かつての私もそうでした。水を使ってこその砂場遊びでしょうが! 咎める母親に怒っていました。

    画像3: 変わらない“感動のおいしさ”で湧き上がるレンコン畑の思い出

    佐賀で久しぶりにレンコンを手に入れてから、子どもとの砂遊び中にもレンコンを思い出す日々です。また食べたい。シャキシャキとホクホクが味わえる素晴らしい食べものですよね。

    そして食物繊維たっぷりでお通じにもいいし、何度も言いますが「身体の中からあったまんだぞい。」です。

    私は福島育ちですので、九州は遠い遠い場所で、地理や歴史の授業で学ぶくらいの知識しかなかったので、実際に足を運ぶと心が湧き立ちます。

    ここが鍋島藩のあったところ、ここが吉野ヶ里遺跡、ここから豊臣秀吉の時代に出兵したのか、唐津焼ってステキ。など、興味が尽きることがありません。

    佐賀からは長崎も近いとのことで、修学旅行で行ったっきりの長崎にも足を運んでみたいなと思います。とにかく食べものが美味しいらしいです。

    レンコンの次はちゃんぽんか…ぐふふ。食い意地があると行動力が増すようです。



    画像4: 変わらない“感動のおいしさ”で湧き上がるレンコン畑の思い出

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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