家族にもやさしい工夫でリビングを心地よく
リビングは家族全員の空間なため、散らかりやすいのは自然なこと。それをふまえて「できる範囲で整う仕組み」をつくることが、無理なく片づけをつづける秘訣です。
ゆるく整える工夫なら、自分にも家族にも負担をかけずにすみます。
ぜひ、暮らしに合ったやり方で、心地いいリビングを目指してみましょう。

ゆるく整えるリビング掃除のルール 01
完璧を目指そうとしない
リビングは家族が読書をしたり、子どもがおもちゃを広げて遊んだりと「動き」が多いため、自然と散らかりやすい場所。そのため「ちゃんと片づけなきゃ」と思い込んだり、家族に求めたりしても、お互いに疲れてつづけられません。
そこでわが家は「危険がなければいい」「ざっくり戻せたら十分」と、ぐっとハードルを下げています。
絵本はテレビボードの下に入れるだけ、遊び途中のおもちゃはまとめておくだけ。キレイに整えなくてもいい仕組みにしたことで、大人はもちろん、子ども自身も片づけやすくなりました。
また、体調や気持ちに余裕がなくてできない日があっても「そういう日もあるよね」と受け止めることも大切にしています。
そう思えるだけで心に余裕が生まれ、片づけが自然とつづくようになりました。


ゆるく整えるリビング掃除のルール 02
暮らしの中に「片づけるタイミング」を組み込む
片づけられるようになったばかりのころの私は、散らかるたびに片づけてしまい、いつも疲れていました。そんな経験から、思い切って「夫と子どもが出かけたあと」や「子どもが寝たあと」に片づけの時間を組み込んでみることに。
その結果、だらだら片づけることが減り、気持ちもうんと楽になりました。
もちろん、片づけるタイミングは人それぞれですが、「ここならできそう」という時間を見つけると集中しやすく、自然と家族も「いまは整える時間だな」と動いてくれるように。
気づけば片づけの負担も軽くなり、暮らしのリズムも整っていきました。


ゆるく整えるリビング掃除のルール 03
物の定位置を家族でシェアする
散らかる多くの原因は「どこに戻せばいいかわからない」こと。とくにリビングは日用品や家族の物が混ざるため、ざっくりでも定位置を決めると片づけはぐっとスムーズになります。
わが家はテレビのリモコンや子どものおもちゃなど、よく使う物だけ定位置を決めて家族でシェア。
置くだけ、引き出しに入れるだけのシンプルな収納にすると、夫も子どもも楽に戻せて「どこにある?」と聞かれることも減りました。
また、子どもが「ここに戻したい」と言うときには、いままでの定位置にこだわらず対応することも。家族と「どこがいいかな?」と話し合うことも、楽に片づけをつづける大切なポイントだと実感しています。


▼おかさんの“ラクな整えルール”の記事はこちら
〈写真・文/おかさん〉
おかさん
整理収納アドバイザー1級。元汚部屋歴10年。現実を見ながら「自分らしく」「無理なく」「折り合いながら」暮らしを整えるヒントを発信。夫、息子(4歳)の3人暮らし。
インスタグラム@o_ka_sa_n

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