年の瀬に2025年をふり返って。みなさま今年も1年ありがとうございました!
ついに、ついに、2025年が終わりますぞ。今年は個人的にはプライベートで色々あった年でした。
歳を取るにつれて親は高齢になり、改めて健康と人との繋がりについて考えさせられました。
その一方で子どもたちの成長は、私たちのみならず祖父母にも喜びをたくさん与えてくれて、子どもが放つパワーってのはどんな薬よりも効くのかもしれないなぁなんて思ったり。
老いと成長の2つを常に感じることができる環境にいたのは、私にとって学びの多い1年でした。

自分もこれからは今までのようには無理のきかない身体になっていくのだと思うと、動ける今のうちになんでもやっておこうという気持ちになりました。
どう思われるかな? と気にしてやらなかったこと。子どもがいるからと後回しにしたこと。どこかで年齢を言い訳に諦めたことも、この際恥をかいてもいいから全部やってみようと思います。
若い時にあった羞恥心は、おばさんになった今、だいぶなくなって身軽です。
なくなったからと言ってだらしなくなってはダメですが、若さの勢いはないけれど、悪い妄想をしない分ぐんぐん進めそうな予感がします。


それに、やりたいことを考えていると楽しいですね。できるできないはひとまず置いといて、自分をワクワクさせる方法をずいぶん忘れていた気がします。
まずは健康第一。スティーブ・ジョブズの最後の言葉という文章の中に「食事を薬のように食べること。でないと薬を食事のように摂らなければなくなる。」というのがあり、ハッとさせられました。
仕事や育児に追われて、自分の食べものは雑になっていることがたくさんありました。これからは自分のためにも簡単なものでいいから、バランスのよいものをつくって食べよう思います。
さて、ここまでなんだか宣言ばかりしていましたが、今年最後のコラムとなります。
改めまして、今年1年読んで下さってありがとうございました。
夫の愚痴を言ったり、ああでもない、こうでもないと右往左往している私の生活をここで綴れることは、明日もう少し踏ん張ってみようと思える、心の支えです。
思うようにいかない仕事、育児、生活の全てを、いつか愛おしく眺められる日を楽しみに、また2026年も書いて参りますので、来年もどうぞよろしくお願いします!
どうぞ良いお年をお迎えください!
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白鳥久美子(しらとり・くみこ)
1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。






