• 「Daja」ディレクター・板倉直子さんの、1日を軽やかに過ごすための「新しい時間割」を拝見します。がむしゃらに仕事に打ち込んでいた日々から、大病を患った経験や母の介護を機に無理のない「引き算」を意識した暮らしへ。板倉さんの新しい日常は、いいことづくしだそう。
    (『天然生活』2025年2月号掲載)

    無理は手放し、軽やかに体と心に寄り添う日々へ

    2024年は、甲状腺の病気が発覚し、10日間の入院と手術も経験した板倉さん。店舗の営業時間を短くし、午前中はデスクワークに集中して残業はできるかぎりせず、夜7時に帰宅。そんな「引き算」がもたらす新しい日常は、いいことづくし。

    「ぐっすり眠れると、朝も気持ちよく目覚められるから、食事の支度にも余裕が生まれ、お弁当がつくれるようになって。食事が整うと体の負担も軽くなり、よい睡眠につながって──。睡眠と食事でこんなにもよいめぐりに変わるのかと、驚いています」

    日々のスケジュールに母の介護が加わったこともあり、仕事だけでなく家事も「引き算」を意識しています。

    板倉さんの「これまでの時間割」

    07:30  起床。洗濯機を回す、朝食準備
    08:00  朝食
    08:40  掃除機をかける、洗濯物を干す
    09:45  出勤
    13:00  テイクアウトで昼食
    21:00~ 帰宅(早いときで20:00、遅いときは23:00やそれ以降になることも)
    22:00  夕食
    23:00  入浴
    24:30  就寝

    板倉さんの「これからの時間割」

    06:30 起床。朝食とお弁当準備
    07:00 和食の朝食を夫とともに
    07:30 ベッドメイキングと簡単お掃除、洗濯
    09:00 出勤(週末は、月2〜3回母を訪ねて奥出雲へ)
    12:30 手づくりのお弁当で昼食
    19:00 残業はできるだけ控えて帰宅し、夕食準備
    19:30 夫と夕食
    20:30 キャンドルと紅茶のリラックスタイム
    21:00 ゆっくり入浴
    22:00 ラベンダーの香りとともに就寝

    06:30和食の朝ごはんとお弁当の準備

    残業を減らし、早く眠ることで生まれた、清々しい朝の時間。

    「自然と目が覚めるから、朝の準備も無理なくできて。朝ごはんに加え、念願だったお弁当まで準備できるようになりました」

    健康を考えた、味噌汁と野菜が主役の献立もお気に入り。

    「一日を気持ちよく始めることでその後の流れもよくなる、まさに好循環です」

    画像: 必ず味噌汁を添えるのは「信頼する編集者さんのすすめがきっかけ。義父の手づくり味噌と島根の味噌を合わせています」。お米は地元奥出雲産の玄米を五分づきに

    必ず味噌汁を添えるのは「信頼する編集者さんのすすめがきっかけ。義父の手づくり味噌と島根の味噌を合わせています」。お米は地元奥出雲産の玄米を五分づきに

    08:00ベッドを整え布団乾燥機をセット

    板倉さんが「一番大切にしたい」という、眠りの時間。

    「どうしても残業になってしまった夜も、ベッドまわりが気持ちよく整っていたら、質のよい睡眠に入れる気がして」と、朝のうちに寝室の環境を整えるように。

    「布団乾燥機をかけている時間に、簡単な掃除と洗濯、身支度を済ませる。そんな流れができてきました」

    画像: 抱き枕は「本当に買ってよかった! これが隣にあるだけで、深く眠れるんです」。枕は「首の高さに合わせてつくっていただいた」セミオーダーのもの

    抱き枕は「本当に買ってよかった! これが隣にあるだけで、深く眠れるんです」。枕は「首の高さに合わせてつくっていただいた」セミオーダーのもの

    画像: 「ふかふかになるまで時間がかかるので」朝のうちに終えておくと安心

    「ふかふかになるまで時間がかかるので」朝のうちに終えておくと安心

    19:00エプロンをつけて仕事モードをオフ

    「オンとオフ、どうしたらスムーズに切り替えられる?」と考えていたとき、思いついたこの方法。

    「エプロンを首からかけたら、仕事は終わり。そんなふうに形から入るのが合っていたようで、いまではスイッチのような存在です」

    大好きな料理をより楽しめるように、美しいキッチン道具を集めることも意識しているそう。

    画像: 「エプロンもコーディネートの延長。お気に入りを身に着けたくて」札幌のイベントで出合った「シプリ.リミテッド」のものを色違いでそろえて愛用中

    「エプロンもコーディネートの延長。お気に入りを身に着けたくて」札幌のイベントで出合った「シプリ.リミテッド」のものを色違いでそろえて愛用中

    画像: クロスとリボン結び、2ウェイの肩ひもは、気分で結び方を変えて

    クロスとリボン結び、2ウェイの肩ひもは、気分で結び方を変えて

    20:30キャンドルと紅茶でリラックス

    夕食後は、大好きな紅茶とともに。

    「お酒をほとんどいただかないので、紅茶がリラックスのお供。キャンドルを灯し、夫との会話もはずみます」

    この日は「ウーフ」の「ダージリン ピュッタボン茶園ファーストフラッシュ」で。

    「比較的カフェインの少ないファーストフラッシュなら、眠りの妨げにもならないように思います」

    画像: 「『こんなふうに盛りつけたら素敵』と、スタイリングも楽しみます」

    「『こんなふうに盛りつけたら素敵』と、スタイリングも楽しみます」

    画像: 「夜にケーキは食べなくなったけれど」フルーツやチーズをつまむことも

    「夜にケーキは食べなくなったけれど」フルーツやチーズをつまむことも

    22:00ラベンダーの香りでよい入眠を

    帰宅が遅かったころはベッドに入っても頭が休まらず、夜中に目が覚めてしまうことも多かったそう。

    「せっかく早く寝られるようになったので、香りにも睡眠の味方をしてもらおう」と、ラベンダーの香りのアイテムをそろえるように。

    「よい香りに包まれると呼吸が深くなるよう。バームはお肌のケアもできるので、一石二鳥です」

    画像: 「イーヴァム」のラベンダーオリーブバームは、専用の器も美しい

    「イーヴァム」のラベンダーオリーブバームは、専用の器も美しい

    画像: ルームスプレーに精油、ローションなど「アイテムが増えてきました」

    ルームスプレーに精油、ローションなど「アイテムが増えてきました」



    〈撮影/辻本しんこ 取材・文/玉木美企子〉

    板倉直子(いたくら・なおこ)
    セレクトショップ「Daja」(島根県松江市)ディレクター。上質さとエレガントさを兼ね備えた、女性らしく、美しい服選びに定評がある。「天然生活オンラインショップ」で企画するオリジナルアイテムが人気を博し、全国にもファンが多い。著書『大人の悩みにこたえるおしゃれ』(扶桑社)も好評発売中。https://www.allo-daja.com/

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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