(『天然生活』2024年4月号)
美術館スタッフのお弁当拝見
漆器の弁当箱と漬物に「木曽らしさ」がにじんで
この日のお弁当箱は、なんと5人中3人が木曽漆器のもの。
深い茶色のお弁当箱が並ぶ、木曽らしい光景となりました。「漬物率が高いのも、木曽っぽいかもしれないね」とは、塩澤さん。
東京から木曽に移住し、いまでは地域の人も認める漬物上手となった塩澤さんは、おかずにも箸休めにも漬物を取り入れています。
オープンしてまだ1年と少しだからこそ、働くことと同じくらいお弁当の時間を大切にしたい、と竹脇さん。
「受け持つ場所が違う人同士でお昼を食べることで、それぞれがお客さまから受け取った想いを伝え合える。大切な時間になっています」(竹脇さん)
田原幸司さん

約1合分を握った大きなおにぎり。
今日の具はきゅうりの漬物。美術館内のカフェ「四季」のおそばもしっかり食べて、午後も元気に。
竹脇恵美さん

だしの昆布も一品に
「数少ない母伝来レシピ」という鶏肉のマスタード焼きに、手づくり味噌のなすの炒めもの、れんこんのきんぴら、昆布煮などバランスよく。
塩澤郷子さん

炒めものにも「すんき」を
漬物名人として知られる塩澤さん。
自家栽培のお米に手づくり梅干し、赤かぶ漬けなどお手製がたくさん。メインは豚肉とすんきの炒めもの。
今井奈々さん

木曽漆器のお弁当箱
生揚げ豆腐の肉巻き、にんじんのラペ、揚げびたしなど少しずつ品数豊富に。
お気に入りの小判型弁当箱は老舗漆器店「花野屋」のもの。
小林恵里さん

夫と子どもの分を合わせ毎朝3つお弁当をつくる小林さん。
肉巻きウインナーは高校生の長男の好み。
「味噌汁は娘と漬けたすんき入りです」
<撮影/佐々木健太 構成・文/玉木美企子>
ふるさと体験木曽おもちゃ美術館(ふるさとたいけんきそおもちゃびじゅつかん)
2022年、東京おもちゃ美術館の姉妹館として長野県木曽町にオープン。木製おもちゃあそび、木工体験などが楽しめる。おもちゃ学芸員の養成講座も。
https://kiso-toymuseum.com/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです




