• かえる食堂」を主宰し、料理家として季節に寄り添った料理を雑誌や書籍で提案している松本朱希子さん。レシピだけでなく、日々の細やかでていねいな暮らしぶりも人気です。今回は、家で過ごす時間が長くなる冬に、子どもと一緒に楽しめる家時間の工夫を教えてもらいました。

    ベランダで楽しむ「おうちキャンプ」

    広々としたルーフバルコニーに、すっぽり収まる大きなエアーテント。娘の橙ちゃんの誕生日に、2025年秋、購入したものです。

    「わが家は部屋数が少なく、押し入れを子ども部屋に改装して使っていました。だんだん手狭になったこともあり、娘はずいぶん前からテントが欲しいと言っていたんです。ベランダだけは広いので、どうせなら大きなテントで思いきり楽しんでほしいと思い、このエアーテントに決めました」

    画像: 橙ちゃんが待ち望んでいた大きなテント

    橙ちゃんが待ち望んでいた大きなテント

    テントのサイズは、長さ300×幅210×高さ200cmの2~3人用。基本的に設営は松本さんがしているそうですが、この大きさだと、準備が大変なのではないでしょうか?

    「夫が出張のときのお泊まり会や、放課後遊びのときなど、娘のお友だちが来る日に出すことが多いので、もうすっかりコツを掴んで慣れました。空気入れをつなぐだけなので、意外と簡単で、いまでは15分ほどで完成させられます」

    橙ちゃんとお友だちは、キャンプ気分でお泊まりしたり、おやつを食べながらUNOやトランプをしたり、パソコンで映画鑑賞をしたりと、テントでの時間をとても楽しんでいるそうです。

    いつもワクワクがある、子ども部屋のようなテントのしつらえ

    テントの中は、松本さんらしい工夫で、心地よく整えられています。床には色違いのマットを組み合わせて敷き、防寒に兼ねてカラフルに。

    「四隅には、重しの代わりにお気に入りの植物の鉢植えや、馬の乗り物を置いています。天井から支柱にかけては、電飾や手づくりのガーランドをつけ、木や紙でできたオーナメントも吊り下げています。いつもワクワクできる子ども部屋のような空間にしたいと思っています」

    画像: 秘密基地のような空間にワクワク

    秘密基地のような空間にワクワク

    さらに、おうちキャンプ用にこたつも新たに購入。これから気に入った布で、こたつ布団カバーをつくる予定なのだそう。

    「こたつが活躍し始めたら、家族の時間がさらに増えそうで楽しみです。私自身もこのテントをとても気に入っているので、テントを出した日は、書き物をしたりお茶を飲んだりして過ごしています」

    子どもたちに大人気のアルコールランプで炙る焼きマシュマロ

    橙ちゃんのお友だちが遊びに来た日の人気のおやつは、串に刺したマシュマロをアルコールランプの炎で炙り、思い思いの絵を描いていただく、焼きマシュマロです。

    画像: 焼きマシュマロづくりを楽しむ橙ちゃん

    焼きマシュマロづくりを楽しむ橙ちゃん

    「ゆらゆら揺れる小さな炎で、じっくり焼くマシュマロは一段とおいしいよう。子どもたちは、表面はきつね色で中はとろとろにするコツをつかんでいて、大人よりも上手に焼いています」

    画像: チョコペンでかわいくデコレーション

    チョコペンでかわいくデコレーション

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    天然生活2026年2月号では、かえる食堂・松本朱希子さんの「冬の家時間のあたたかな工夫」を紹介しています。家の中をぽかぽかと快適な空間に整えるためのヒントが満載。あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。

    天然生活2026年2月号(扶桑社・刊)

    画像: 冬のベランダでぬくぬく楽しむ「おうちキャンプ」のすすめ。憧れのテントで“映画鑑賞やお泊まり会”かえる食堂・松本朱希子さんの家時間の工夫

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    〈撮影/杉能信介 取材・文/飯作紫乃〉

    松本朱希子(まつもと・あきこ)
    料理家。「かえる食堂」主宰。季節に寄り添った料理を雑誌や書籍で提案。夫と小学生の娘の3人暮らし。大学在学中に料理家、平山由香さんに師事。また、グラフィック工芸家、井上由季子さんのもとでものづくりに関わる。著書は『かえる食堂のおやつの本』(扶桑社)「かえる食堂のお弁当」(筑摩書房)など。インスタグラム@matsumotoakiko_



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