• インスタグラムで日々“エシカルな暮らし”のヒントを提案する梨田莉利子さんに、楽しく続けられる節約アイデア6つを教えてもらいました。使い捨てを減らすためのおすすめグッズや、ものを使い切るコツなど、節約につながるエシカルな暮らしを紹介します。
    (『天然生活』2025年3月号掲載)

    梨田莉利子さんの楽しい「節約」アイデア6選

    節約アイデア01
    ラップも掃除シートもさらしがあれば必要なし

    使い捨てを減らすべく愛用するのが、さらし。

    画像: 吉野ヒノキのフローリングワイパーに、掃除用シートと同じようにさらしをセットしてふき掃除

    吉野ヒノキのフローリングワイパーに、掃除用シートと同じようにさらしをセットしてふき掃除

    「くり返し使えてラップやキッチンペーパー、掃除シートなどの代わりになります。オーガニックで1反2,000円ほど。すぐ使えるように切っておいて、煮沸消毒してストック。いろんなサイズがあると便利に使えます。使ったらきれいに洗って煮沸消毒し、水で冷ましてしぼって干すだけ」

    まず台所で使い、汚れが落ちなくなったら掃除用に。

    節約アイデア02
    食費はケチらずむだは出さない

    食材の買いものは2日分ずつと決め、食べ切ることでフードロスをつくらないように。

    画像: 家族5人の2日分の買いもの。「食べたいものは日々変わるから、まとめ買いより自分に合っているんです」

    家族5人の2日分の買いもの。「食べたいものは日々変わるから、まとめ買いより自分に合っているんです」

    「スーパーでは必ず手前取りして、消費期限の近いものを買います。すぐ使うからできることですね。オーガニック食品など、素材のよいものは値段が高いですが、食が体をつくるし、何よりおいしいものは楽しみだから、そこはケチらずに」

    薬味などが余ればガラスの容器に入れて見える化し、食べ切る。

    画像: おかずや味噌汁が残ったら鍋ごと冷蔵庫に。ラップが不要で、洗いものも減る。冷蔵庫の中に詰め込み過ぎないことも食べ残しを減らすコツ

    おかずや味噌汁が残ったら鍋ごと冷蔵庫に。ラップが不要で、洗いものも減る。冷蔵庫の中に詰め込み過ぎないことも食べ残しを減らすコツ

    節約アイデア03
    捨てないで使い切り。ものの寿命を全うさせる

    食品パッケージはすぐごみにしないで、工夫して再利用。ごまの袋はチャック付きなので食材の保存袋として活用して、くたびれるまで使ってから処分します。

    画像: しょうがはさらしに包み、チャック付きの空き袋に

    しょうがはさらしに包み、チャック付きの空き袋に

    ひび割れたマグカップやお皿は、植木鉢や受け皿に。家族が増えるなかで使わなくなった小さなグラタン皿は愛犬ジジのごはん皿に。

    「陶磁器は土に還りにくい素材なので、大事に使って、むやみに増やさないように気をつけています」

    画像: ひび割れたマグカップは植木鉢に。使いつづけたくなるお気に入りを選ぶことも大事

    ひび割れたマグカップは植木鉢に。使いつづけたくなるお気に入りを選ぶことも大事

    節約アイデア04
    空き缶や空きびんは収納や仕切りに使う

    家のあちこちで、空き缶や空きびんを活用。キッチンでは、調味料や食器用洗剤を入れたり、調理道具を立てたり。洗面所では小さなびんを歯間ブラシ立てに。

    画像: ペンは空きびん、シールやクリップなどこまごました文具は空き缶に収納。「楽しんで使えるよう、旅先のおみやげはかわいい缶入りを選んでいます」

    ペンは空きびん、シールやクリップなどこまごました文具は空き缶に収納。「楽しんで使えるよう、旅先のおみやげはかわいい缶入りを選んでいます」

    「形も大きさもいろいろ、だからシンデレラフィットは目指しません。引き出しの中の仕切りも買うと高くつくので、空き缶で。量り売りのお店を利用するときの容器にもなり、使い道がたくさんあるのでとりあえずとっておきます」

    節約アイデア05
    粉石けんがあれば掃除にも洗濯にも

    洗濯はもちろん、トイレやお風呂の掃除、子どものスニーカーを洗うのも粉石けん。食器洗いは、粉石けんをお湯で溶かして使います。

    画像: トイレは粉石けんをふりかけてブラシでごしごし。がんこな汚れやにおいにはクエン酸も活用。どちらも大袋で買って、びんに詰め替え

    トイレは粉石けんをふりかけてブラシでごしごし。がんこな汚れやにおいにはクエン酸も活用。どちらも大袋で買って、びんに詰め替え

    「洗剤を粉石けんひとつにしぼることで、あれこれ買い置きせずにすみます。ほかに、重曹、クエン酸、酸素系漂白剤をストック。重曹は油汚れや浴槽の汚れに強いので、粉石けんと組み合わせて。この4つがあれば、暮らしのなかのたいていの汚れは落とせます」

    画像: 粉石けんは「シャボン玉石けん」の粉タイプ。台所でも使う重曹とクエン酸は食品基準をクリアしたものを

    粉石けんは「シャボン玉石けん」の粉タイプ。台所でも使う重曹とクエン酸は食品基準をクリアしたものを

    節約アイデア06
    暮らしにも環境にもやさしい日本の手仕事を見直す

    梨田さんが愛用する「ちゃんぶくろ」はいわば、繰り返し使える竹製のティーバッグ。

    画像: 茶粥の番茶を煮出すのに使われてきた竹製のちゃんぶくろ。ころんとした形がかわいく、きっちり編まれて丈夫

    茶粥の番茶を煮出すのに使われてきた竹製のちゃんぶくろ。ころんとした形がかわいく、きっちり編まれて丈夫

    「奈良・山添村のおじいさんがつくられていましたが高齢で引退されて、いまは手に入らないものに。白っぽかったのが使ううちに色濃くなってきました」。やかんで煮出すとき、中に入れた茶葉が踊っておいしく入り、乾けば茶葉がさっと捨てられる。「昔の手仕事はよくできている。見直して使っていきたいです」

    画像: 竹ざるやかごも日常的に活用。「ざっと洗って干し、風通しの良い場所に。お手入れも簡単で、気分良く使えて、暮らしが豊かになります」

    竹ざるやかごも日常的に活用。「ざっと洗って干し、風通しの良い場所に。お手入れも簡単で、気分良く使えて、暮らしが豊かになります」



    〈撮影/わたなべよしこ 取材・文/宮下亜紀〉

    梨田莉利子(なしだ・りりこ)
    インスタグラム「エシカルなまいにち」から発信し、日常でできる、エシカルな暮らしのヒントを提案。夫と子ども3人、保護犬と、大阪暮らし。著書に『暮らしは楽しくエシカルに』(時事通信社)、『今すぐマネできる エシカルライフ118のアイデア図鑑』(日東書院本社)。
    インスタグラム@ethical_ririko

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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