【5月4日】
フランスマダムのお化粧法
フランスの多くの女性たちはノーメイク? もしくは軽くしているか、していないかぐらいの薄いシンプルなメイクです。
会社員時代はファンデーションを付けていましたが、もともとは私もノーメイク派。
学生時代は、薄付きのリップグロスだけだったので、じゃあ、私も昔に戻ろうと、こちらに来てからファンデーションをやめてしまいました。
パーティやディナーに出掛ける際も塗っていません。その分、スキンケアはきちんとします。
保湿はかなりしっかりと、また日焼けしやすい肌なので、日焼け止めは1年中塗っていますが、これだと、日中も気軽に日焼け止めを重ね塗りできてラクです。
フランスのマダムたちは、この日焼け止めさえも、ヴァカンス先で、直射日光をたっぷり浴びるときだけ使うという方がほとんど。
そもそも以前は、日焼け止めを扱うお店自体少なかったと記憶しています。
また、ローション(化粧水)を付けずに、いきなり美容液やクリームという方も多いです。
そうかと思えば、パリは硬水なので、刺激を与えないように洗顔はせず、ローションをコットンに含ませて汚れを落とすという方もいらっしゃいます。
国が変わればお化粧法も変わるものですね。
目元、口元のポイントメイクはします。使っている化粧筆は広島県の熊野町で職人さんが作っているもの。色を含みやすいので、さっと塗るだけでうまく付きます。テクニックがない私の愛用品
50歳の誕生日プレゼントに、日本のお仕事関係の方からいただいたお化粧品。ヘアメイクさんがセレクトしてくださった、赤い口紅とポイントメイクのカラーパレットです
本記事は、『366日 日々を楽しむフランス暮らし』(中村江里子・著/すばる舎・刊)からの抜粋です。
* * *
パリで暮らし始めて今年で27年。季節の移ろいを家族と歩んだ等身大の生活模様を一挙公開
フジテレビのアナウンサーを経て、家族とともにパリや、南仏の別宅で長く暮らしてきた中村江里子さん。中村さんというと、セレブリティでラグジュアリーなイメージを抱く人が多いが、決してそれだけの方ではない。まじめで、地道に、コツコツと。
働く母親が多いパリではお手伝いさんの力を借りることが多いが、中村さんは任せきりにするのではなく、家事も子育ても仕事もできるかぎり自分の手で行い、手を抜かない。本人曰く、自分が育った時代の日本の子育てしか知らないので、パリでもその感覚でお母さんをしてきたとのこと。
3人の子どもたちを母乳で育て、試験など子どもたちの大事な日には火打ち石で送り出し、好物のしょうが焼きを作って出迎える。おしゃれな夫のバルトさんがこだわるシャツのアイロンがけも、80年代、90年代のジャパニーズポップスを口ずさみながら自分で行ってきたそう。
曾祖母、祖母と四世代で同居していた東京の実家で培われた「もったいない精神」も健在。古くなった衣類やタオル、歯ブラシは掃除用にストックして使い切る。家計簿も結婚以来続けているという。
恵まれた環境、容姿に甘んじることなく、きちんと地に足の付いた生き方は、まさに強くてたくましい「昭和の母」。もともとお話もおもしろく、文章もお上手だが、そこにパリの日常で磨かれたセンスやウイットが相まって、さらにタフネスエレガンスに。
本書では、フランスの行事や働き方、バカンス、衣食住や学校の様子、家族の風景など、そんな中村さんの日常の記録を歳時記形式で綴っている。ところどころにフランス人もリスペクトする日本の素晴らしさ、日本とは真逆の考え方、記念日の過ごし方なども織り交ぜ、日本とフランス両方のよいところを上手に取り入れている中村さんの暮らしを紹介する。
多くの女性たちにとって永遠の憧れの地であるフランスの魅力、さらにはそこで生きてきたひとりの日本女性の魅力を伝える1冊。

中村江里子(なかむら・えりこ)
1969年東京生まれ。立教大学経済学部卒業後、フジテレビのアナウンサーを経て、フリー・アナウンサーとなる。2001年にフランス人のシャルル・エドワード・バルト氏と結婚し、生活の拠点をパリに移す。現在は22歳、19歳、15歳の3人の子どもの母親でもある。パリと東京を往復しながら、テレビや雑誌、執筆などで活躍中。抜群のセンスを買われ、商品デザインやプロデュースも多く手掛けて好評を博している。支持する層は厚く、親子2代、3代というファンも多い。著書には、パーソナルマガジン「セゾン・ド・エリコ(中村江里子のデイリー・スタイル)」(扶桑社)をはじめ、多数がある。現在、ブログ60万PV、インスタグラムフォロワー数28.1万人、ユーチューブ登録者数8.05万人(2026年2月28日現在)
◾️ブログ:中村江里子オフィシャルブログ
◾️インスタグラム:@eriko.nakamuraofficial
◾️ユーチューブ:中村江里子のフランス暮らし








