• 日常に小さな幸せをくれる、手づくりおやつ。ふぅ、とひと息つきたいときに食べたいおやつレシピを提案する「フウスル」店主でおやつ家のくぼりなさんに、ふわふわ「ホットケーキ」のつくり方を教わります。いつでも焼きたてを楽しめる、おいしい冷凍保存のコツもご紹介。

    手づくりおやつで日常に「ふぅ」とひと息つく時間を

    「仕事や家事、育児の合間にひと息つくとき、手づくりのおやつがあるといやされますよね。けれど、忙しいなかでおやつをつくるのはハードルが高いもの。私自身、お菓子店で働きながら3人の子どもを育て、『つくりたいけれど余裕がない』と、もどかしい思いをしました」

    多忙な当時を振り返りながら、そう話すのは、元パティシエでおやつ家のくぼりなさん。

    忙しい毎日を送る人の、ひと息つく時間に寄り添いたい。そんな思いを胸に、今回教えてくれたのは、おやつの定番「ホットケーキ」。

    画像: 手づくりおやつで日常に「ふぅ」とひと息つく時間を

    実は、こちらのホットケーキには、ほかとは異なるアイデアが。それは、“焼く前の生地をおいしく冷凍保存しておける”こと。

    生地があまったら冷凍してもよし、週末に生地を仕込んで冷凍ストックしてもよし。食べたいときにさっと焼くだけで、幸せなひと皿が楽しめます。

    いつでも焼きたてのふわふわ感と、表面のカリッと感を味わえるよう、パティシエ時代に培った冷凍保存の知恵を生かし、試作を重ねてたどり着いた配合です。

    「ひとりでも多くの方が、おやつとともにほっとひと息つけたら、こんなにうれしいことはありません。『つくりたい』という気持ちがふつふつと湧いてきたら、ぜひお試しくださいね」

    おやつや朝ごはんに
    ふわふわホットケーキのつくり方

    フライ返しで押さえても跳ね返してくるほど、もっちりふわふわ。

    画像: おやつや朝ごはんに ふわふわホットケーキのつくり方

    材料(直径9cm×7枚分)

    ● 薄力粉150g
    ● ベーキングパウダー5g
    ● 砂糖30g
    ● 塩ひとつまみ
    ● 卵1個
    ● 牛乳100mL
    ● サラダ油(なたね油、米油なども可)10g
    ● バニラエッセンス5滴

    つくり方

     小さめのボウルに卵と牛乳を入れて泡立て器で混ぜ合わせる。

     大きめのボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れて泡立て器で混ぜ合わせる。

     を入れて泡立て器でよく混ぜ、サラダ油とバニラエッセンスを加えてさらに混ぜる。

    すぐに焼く場合

     フッ素樹脂加工のフライパンにサラダ油を薄くひき、弱火にかける。熱したフライパンを濡れふきんに当てて冷まし、再び温めて生地を広げ、3分ほど焼く。

     ひっくり返してさらに2分焼く。皿に取り出し、好みでバターやはちみつをかける。

    いつでも焼きたて
    おいしい冷凍保存のコツ

    手づくりの冷凍生地は、おやつはもちろん、朝ごはんや子どもからの突然の「食べたい!」にも重宝します。

    「ちょっとだけ食べたいのに生地がたくさんできて、食べ終わるころにはおなかいっぱい」「焼いてから冷凍すると、温め直したときにパサついてしまう」といったお悩みも解決です。

    冷凍保存するとき

    に沿って生地をつくる。バットにシリコンカップを並べて生地を流し入れ、冷凍庫で半日以上凍らせる。完全に凍ったら、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存する。

    *100円ショップなどに売っているお弁当用のシリコンカップなどでOKです。

    *冷凍保存した生地は3週間以内に使い切りましょう。

    画像1: 冷凍保存するとき
    画像2: 冷凍保存するとき

    冷凍した生地を焼くとき

    フッ素樹脂加工のフライパンにサラダ油を薄くひき、弱火にかける。熱したフライパンを濡れふきんに当てて冷まし、再び温める。

    シリコンカップから食べたい数の冷凍生地を取り出し、フライパンに並べる。水小さじ1を入れてふたをし、4~5分ほど弱火で焼く。ひっくり返してふたをし、さらに4~5分焼く。

    *夏場は冷凍生地がゆるくなりやすいので、並べる直前まで冷凍庫に入れておきましょう。

    画像1: 冷凍した生地を焼くとき
    画像2: 冷凍した生地を焼くとき
    画像: バターやはちみつとともに召し上がれ

    バターやはちみつとともに召し上がれ



    〈写真/くぼりな〉

    くぼりな

    画像3: 冷凍した生地を焼くとき

    おやつ家。東京製菓学校洋菓子科を卒業後、パティシエとして関東のお菓子店に勤務。25歳のときに1年間渡独し、本場のドイツ菓子を学ぶ。ドイツ菓子はもちろん、自分と家族の時間を大切にするドイツ人の暮らしぶりに感銘を受け、帰国後に「ひと息つく文化を広めたい」と、自身のお菓子店「フウスル」をオープン。現在は、実店舗からレシピサイトにスタイルを変え、手づくりおやつレシピを提案。鍼灸院で働く夫の和也さんとともに、東洋医学に基づく養生レシピの考案なども行う。
    HP:https://fuusuru.com/
    インスタグラム:@okashiya_fuusuru



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