テーブルに軽やかな雰囲気を生み出すコースター
新緑の季節に似合う、明るい布合わせのコースター。綿麻やガーゼなど、さらりとした涼しげな素材のはぎれを使っているのが特徴です。
テーブルに置くだけで、初夏らしい軽やかな雰囲気をつくってくれます。

通気性や吸水性に優れた綿麻やガーゼ。グラスについた水滴も、さっと吸い取ってくれる
「これから迎える暑い季節に使いたくなるような色合いと素材を選びました。生成の綿麻は、手持ちのはぎれの中からやわらかくて明るい色をセレクト。そこにアクセントとして緑の刺し子を入れて、さわやかな印象にしました。刺し子の糸に少し明るめの緑を選ぶと、この季節らしい軽やかさが出ます。手持ちのはぎれや糸を組み合わせて、楽しんでみてください」と不動さん。
はぎれを自由に縫い合わせるので、コースターを数枚つくると、それぞれ違った表情を楽しむことができます。
はぎれを並べながら色のバランスを考える時間も楽しく、ミシンでも手縫いでもつくりやすいので、手づくり初心者さんにもおすすめです。

不動家では食卓に取り付けた引き出しにコースターを収納。日常使いすると愛着もひとしお
はぎれで楽しむ布小物
コースターのつくり方

仕上がりサイズ(1枚分)
縦9×横9cm
材料
| 【表布A】グレーのガーゼ(縦4×横9cm) | 1枚 |
| 【表布B】緑の綿麻(縦4×横4cm) | 1枚 |
| 【表布C】からし色のガーゼ(縦9×横4cm) | 1枚 |
| 【表布D】生成の綿麻(縦9×横9cm) | 1枚 |
| 【裏布】黄の水玉柄のリネン(縦11×横11cm) | 1枚 |
| ● 手縫い糸(刺し子用・緑) |
*縫いしろはすべて1cmです。
*縫い目がわかりやすいように赤い糸を使用していますが、実際は布に合った目立たない色の糸を使用してください。
つくり方
1 紙を縦11×横11cmにカットして型紙をつくる。布を裁つ。

型紙の上にはぎれを並べて色のバランスを考えてもOK

布を裁つ
2 AとB、CとDをそれぞれ中表に合わせて縫う。縫いしろを割る。

まち針でとめたところ

縫ったところ

縫いしろを割ったところ
3 写真のようにABとCDの向きを変えて、中表に合わせて縫う。

まち針でとめたところ

縫いしろを割って縫っても、倒して縫ってもOK
4 写真のように3の向きを変えて縫いしろを割り、D部分に手縫い糸で刺し子をする。

縫いしろを割ったところ

手縫いでチクチク刺し子をする
5 表布と裏布を中表に合わせる。返し口4cmを残して縫い、四隅をカットする。

まち針でとめたところ

縫って四隅をカットしたところ
point
四隅を少し切っておくと、表に返したときに角がもたつきません。

6 返し口から表に返し、人差し指で角や形を整える。

返し口から表に返す

指先を使って角を整える
7 返し口を縫う。

返し口を縫って完成
〈撮影/星 亘 取材・文/飯作紫乃〉
不動美穂(ふどう・みほ)

布作家。障がい者就労支援事業所勤務。利用者さんたちと一緒に布小物を制作。個人の活動では、約25年前より鍋つかみをはじめとするシンプルな布小物を制作、販売。東京・小金井の「環境楽習館」、西荻窪の「tsugumi」で作品を取り扱い中。また、イベントなどにも出店。2025年11月からは、東京・東久留米市に「道具屋fudō」をオープン。物販スペースで布小物を販売するほか、月1~2回のモーニングや柳久保小麦などを使用した手打ちうどんも人気で、地元の方々の憩いの場として愛されている。
インスタグラム@m.fudo(不動美穂)/@find__the__treasure(道具屋fudō)




