「ひゃあ! ウインク!」語彙力を失うほど大興奮
私の今年の密かな目標が「やりたい事を我慢せずにやる。挑戦してみる」です。大きな目標が運転免許を取ることでして、これは自分で決めたくせに「行きたくない、怖い!」と文句言いながらも現在進行形です。

ほかの細々したことだと、編み物始めたり、ピアノを弾いてみたり。今回は、ずっと行ってみたいと思っていた、OSK日本歌劇団を観劇して参りました。新橋演舞場での『レビュー春のおどり』です。
朝ドラに出演されていた翼和希さんを生で観てみたい。YouTubeで見ていた『桜咲く国』のパラソルの演出を観てみたい。そんな想いがありました。
たしか私が大学生のころでしたが、OSKがなくなってしまうかもしれないというニュースが駆け巡り、演劇をやっていた私はチラシを見て震えた記憶があるのです。
あれからずいぶん時がたってしまいましたが、東京公演があるじゃないか。行けるじゃないか。と思い立ちまして、夫に子どもたちをお願いして、少しオシャレしてウキウキして出かけました。
しかも私は2列目の席を取り、だいぶ至近距離で観劇。そして感激。
「ステキ。かっこいい。うわ、ステキ。ひゃあ! ウインク!」
語彙力が低下するほど心わき立ちました。
1部はシェイクスピア『ロミオとジュリエット』を古代ヤマト時代に舞台を移したミュージカル劇。
わたしゃね......泣いたよ。こんな純粋に互いを想い合う若い男女が、こんな悲劇に見舞われていいのかよ! と泣いたよ。泣くとは思わなかったよ。だって知ってるじゃないですか『ロミオとジュリエット』の話。でも目の前であんな熱演されたら、エネルギーで泣いちゃったよ。
2部のレビューは、もう私の説明などいらないです。「イエイ! イエイ!」です。かっこよかった。ほんとステキだった。夢を見ているようだった。実際に夜寝てるときにも夢に出てきました。
そして憧れの『桜咲く国』でのパラソルも観られました。なんとお客さんも参加できる「桜ミニパラソル」が売っているとは知らず。終わりに買って帰りましたよ。

帰り道、仕事や子育てで遠ざけてしまっていた好きなことを、自分の優先事項に入れてよかったなぁと思いました。
実際は家事も溜まっているし、そのため調整することもたくさんあるわけですが、自分のために自分の好きなことやってるという時間が、これからのモチベーションにつながったような気がします。
あの数時間に夢を見せてくれたOSK日本歌劇団の皆さんに感謝です。皆さんの全てからエネルギーをいただきました。
ミニパラソルは「お人形の傘だ!」と主張する4歳の娘と取り合いになっていますが、娘がもう少し大きくなったら、今度は一緒に観劇に行きたいです。それまで、OSKふりかけで子どもたちを育てたいと思います!


白鳥久美子(しらとり・くみこ)
1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。





